余白のメモ

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日本文学盛衰史

2024-02-19 23:34:11 | マイブック(た)
「日本文学盛衰史」
      高橋源一郎 著

文学とは何ぞ。
過去の作家たちが現代の様相で(2001年刊行)登場し、
語り合う。
その当時の現代にいるようなまた、作家たちがいた時代にいるような、
へんな感覚に読んでいる間はおかしなことになっていた。
夏目漱石、森鴎外、二葉亭四迷、島崎藤村、田山花袋、石川啄木などなど、
そして高橋源一郎。
人の内面を写し見る、秘密の深遠。
性はつねとまとわって夢幻を渡る。

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