余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

普段の

2024-01-16 23:59:25 | レターの膜(短歌)
普段の歩幅で歩く
背筋を伸ばす
それからの
呼吸をしている
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えーえんとくちから

2024-01-16 23:58:48 | マイブック(さ)
「えーえんとくちから」
      笹井宏之 著

短歌の本。
世界は広がる。
無から有へ。有からわたしへ。わたしからあなたへ。
私とあなたのつながる世界。
世界は呼吸している。
蝶が舞う、花びらが舞う、木の葉が舞う、雪が舞う。
その中で見る、夢にも似る永遠という一瞬。
追い求めながら、焦がれながら、空を掴むように短歌はうまれる。
えーえんとくちから。
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ことばの歳時記

2024-01-16 23:39:40 | マイブック(や~わ)
「ことばの歳時記」
      山本健吉 著

俳句の季語。
それは季節の言葉。
その言葉を聞けば春を想う、
または夏を感じ秋に触れて冬をみる。
古くからある言葉に込められたもの、
言葉からどんなことを感じてその体温に包まれる。
春は、水温む、霞、黄色い花、立春、東風、等々。
夏は、新緑、薫風、涼し、泳ぎ、花火、河童、など。
秋は、秋の暮、月、虫、身に入む、紅葉、など。
そして冬は、時雨、息白し、去年今年、雪、冬籠、等々。
言葉はおもしろい。
そのことばの持つイメージにより、
想像はより深くふかくへと膨らんでいく。
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