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余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

椿宿の宿りに

2022-12-21 23:14:14 | マイブック(な)
「椿宿の宿りに」
      梨木香歩 著

山幸彦は体の痛みに悩む。
ずっーと付き合わなければいけない痛み、
痛みは自身の一部になる。
特色としての色になり、
和らげるため、直すための治療に通う。
痛みの原因はなんなのか。
つけてもらった変な呼びにくい名前、山幸彦。
海幸比子の従妹もいる。由来は神話から。
痛みは思わぬ方へと進んでいく。
病は常と体に添っている。