余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

ひとつまた

2022-09-20 00:32:27 | 綾取りの塔(短歌)
ひとつまた
つぎはふたつと
お決まりの
定めはただの
雨の中のもの
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膨大な

2022-09-20 00:31:15 | レターの膜(短歌)
膨大な
書物のなかから
つまびとる
吸い込む言葉
細胞うごく
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望郷

2022-09-20 00:25:00 | 水声の詩
線が欲しい
まず線を与えてほしい
私に見える
まがいもの
そこから始まるイノセント
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記憶

2022-09-20 00:23:57 | 水声の詩
記憶はとても残酷で
記憶から引き戻される
この感涙があの日に落とす
そこは空が見える穴
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2022-09-20 00:22:47 | 水声の詩
手がある
僕のは平らな手だが
つなぐ相手を探す
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