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余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

好きなの

2022-06-07 23:07:33 | 水声の詩
あの子が好きなの
あの子が好きなの
悩んじゃうの
好きなんだ

あの子が知りたい
あの子が知りたい
それも悩んじゃうの
好きだから

どうしたらいいって
どうしようって
大好きだから
大好きなんだから

文豪にきく?
画家にきく?
音楽家にきく?
ダンサーにきく?

スタンダール?
恋愛作家?
愛の画家?
情熱のアーティスト?

だめね?
だめよね?
好きだから
しちゃうの

うんとうんと
しちゃうの
だからこの気持ち
凄すぎて飛んじゃう

素晴らしき日々

2022-06-07 23:03:22 | 水声の詩
あなたのどこにひかれたのか
どの部分をとっても全てとしか
いいようがない
輝かしい風景は
あなたによって景色をかえ
求めるあなたの姿は
美神そのもののように
それ以上に美しく
僕が僕でいられない
素晴らしき日々
あなたに出会ってからという日々は
夢を現実で見ているような
不思議な魔法が浮かんでいる
うれしい
自然にほころぶ顔に
光の色は帽子をかぶる
スキップしていた変な生きもの
輝きに満ちたあなたの肌
僕はふれて風とおり
かんぱいだ
素晴らしく、色鮮やかな日々に
僕の心と、できれば君の心に
素晴らしき日々に、乾杯

2022-06-07 23:01:13 | 水声の詩
人がどうのこうのと人がいう
つちかってきた知識の泉
泉の水は濁っているのか
それとも透き通っているのか
人は孤独だと人がいい
人は喜怒哀楽だと人がいい
それで人が人を結びつけようという
大人と子供は座っている
あぐらと正座で座っている
たまに膝を立てて座っている
あいつはサミシイと人がいい
あいつはツマラナイと人がいい
あいつはキチガイだと人がいう
太陽のエネルギーは人をさらし
月のエネルギーは人をばかす
君の顔っておかしいね
僕がおかしい?
君の体はおかしいね
私がおかしい?
そうだ!
手をつながない?
手をつなごう
うん
手をつなごう

ボタン

2022-06-07 22:59:05 | 水声の詩
幾度再生を試み
変身を望んだことだろう
心持ちもそれのみを抱く
窓にはりついた蛙
雨が降っていたのか
蝿がうるさい
何度追い払おうとこちらにふれる
こいつは何を好むんだっけ?
蛙はおちたか
雨が降りはじめたのか
この音は木々のいたずらか
おやユリの香り
王者の匂い
はるか思い出
変身は虫の象徴
蜂のステップ
孤独だなんて
きっとそれは虜だね
蛙も窓も蝿も雨もユリも
孤独の要素になっているのさ
僕が粘土で君が大理石
アリンコはどちらを好むだろうか
孤独の温もりは稀に変身をする
唐突に途切れずに
好き嫌いは兎にも角にも
優しく柔らかな肌に虜