夜はおしまい 2022-06-03 22:29:59 | マイブック(さ) 「夜はおしまい」 島本理央 著よく小説には性の描写がでてくる。この本は性を通して、女性の生を描いている。神父金井と交信しながら。信仰と信じることの意味を模索、また目眩と盲目。二つ目の短編を読むのは夜が必要だった。そして思うのだ。性とは何かと。三大欲求のひとつ、または他者との扉を開ける、この扉こそ性を表すに値するようにおもう。生の架け橋になりえるとおもう。