余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

バランスが

2022-04-08 23:39:28 | 綾取りの塔(短歌)
バランスが
悪いからと
髪を切った
それは朝日で
夕焼けでもある
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模倣から

2022-04-08 23:38:06 | レターの膜(短歌)
模倣から
蜜蜂がとぶ
飛んだから
ほんのり甘く
猫の目をして
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漁師の愛人

2022-04-08 22:31:56 | マイブック(ま)
「漁師の愛人」
      森絵都 著

5編の短編。
2人称で語られる物語が3編、
君はどうするのだろうか、と。
あの日以降という話は震災後が描かれる。
関連の小説はどうも読みたいとは思わなかったが、
入っていたから読んだ。
地震があるたびに記憶は体験を起こさせる。
体験は経験として揺れ動き浮き沈みする。
見えずにいる近いもの。
近くで影は伸び縮みしている。
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