余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

海はそばに

2021-04-20 22:29:27 | リンゴのいろ(短歌)
海はそばに
ないけれど
潮の匂い
あなたの少女へ
ラブレターを
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日光

2021-04-20 00:04:26 | 写真の扉の詩
日向の匂いのする君は
秘密の宝物を持っていて
大事そうに抱えているけれど
キラキラ光る宝物は
みんなにすぐにばればれの
暖かな秘密のおくりもの
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ピーチ

2021-04-20 00:03:37 | 写真の扉の詩
海の香り 潮の香り
君と僕との思い出が香りとなって
風となって吹かれていく

飛んでゆけ 飛んでいく
僕と君のとろけそうな空間は
甘い蜜蜂となって飛んでいく

運ばれて 種子のように
シャボンの泡の思い出で
僕が消えていってもさ
微かな甘さは残しておくから
どうか僕を忘れないで
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時間

2021-04-20 00:02:45 | 写真の扉の詩
僕らは気付かない間に
大人になったんだ
年相応の人間になったんだ
戻れない時を思い返して
あの頃の僕らが懐かしいね
君は変わらないけど
変わったんだね
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選択肢

2021-04-20 00:01:25 | 写真の扉の詩
私はあなたに恋をした
あなたに愛って何って聞いた
私を愛しているのと聞いた
私が必要だと言ってくれた
あなたに選択肢をあげた
悲しみと絶望の選択肢を
あなたは笑っていた
私はバーカと言った
あなたは次の日
湯船に顔までつかっていた
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