余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

鵺の雷

2021-09-01 22:25:39 | ウイルス時代(短歌)
鵺の雷
潰した業に
ひきつられ
手足の糸は
持ち上げられる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねえハンプティ

2021-08-29 22:53:20 | ウイルス時代(短歌)
ねえハンプティ
ねえダンプティ
とどいてる?
ぼくのことばは
ひとりとひとり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

濡れた靴

2021-08-24 23:35:23 | ウイルス時代(短歌)
濡れた靴
履いた心地は
最悪で
いっそ水溜まりに
ダイブする
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブランコに

2021-08-22 22:03:06 | ウイルス時代(短歌)
ブランコに
乗っているは
我なのか
雨の降る庭
ウサギが通る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呆然の

2021-08-18 22:52:10 | ウイルス時代(短歌)
呆然の
雨が呼ぶほう
振り向かず
すれ違うのは
反対の雲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする