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児孫の為に美田を買うな!(3)~間違った帝王学

これは2つの意味で危険である。

1つは会社の存続。

2つめは会社に不正がはびこる。

             (略)

4.子を潰しているのは親の方

 問題は子より親の方である。三国志に出てくる蜀の国を滅ぼしたのは創業者、劉備玄徳と言えなくもない。

劉備は我が子、禅かわいさに、諸葛亮に次のように遺言する。

「もし嗣子輔(たす)くべくんば、これを輔(たす)けよ。もしそれ不才なれば、君自ら取るべし」

 これを聞いた諸葛亮は言う。

「臣敢えて股肱の力を尽くし、忠貞の節をいたし、これに継ぐに死をもってせん」と。

 現代風に言うなら・・・

             (略)


 社長業を継がされた息子の方も不幸だろう。

 にもかかわらず、なぜ息子は跡を継ぐのか。



5.間違った帝王学~無階級国家の欠点

 成り上がりという言葉がある。1代で財をなした者に多少のやっかみを込めて使われるが、

財は1代で成すことができても、1代ではどうしても成せぬものがある。

それは・・・

そこをよく理解していない経営者が多い。ダメ息子が増えるはずである。

 明治維新後、日本は近代資本主義の道をひた走ってきた。

しかし、それは文化抜きの資本主義、いわば資本主義の表面的なマニュアルを都合よく導入しただけだった。

文化も精神も置き去りにして。

 これが欧米の資本主義と日本の資本主義の決定的な違いであり、

それは帝王学の違いとなっても現れている。

 欧州には・・・

             (略)

 児孫のために美田を買わず、と言ったのは西郷隆盛である。

美田を残す必要はない。残さなければならないのは・・・


そうすれば身内の不祥事は防げる。会社を守れる。



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