まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

精神主義はイヤだ

2015年07月13日 | 日記

それにしても暑いですねえ~
言っても涼しくなる訳ではありませんが
とにかく蒸し暑いです。

徹夜明けで頭にカスミがかかっています。
ノウゼンカズラの花がカスミ草に見えて来ました。(笑)
今年はまだセミの声を聴いていませんがどうしたことでしょうか。



今年は戦後70年です。
終戦の日も近づいて来ました。
そのせいか、今朝がたテレビで「特攻隊」の特集をやっていました。
それを見ていて今さらながら無性に腹が立って来ました。
戦地で弾に当たって死ぬならまだしも
生きたまま腹に爆弾を抱えて戦艦や空母に体当たりするなんて
よくそんな理不尽で惨たらしい作戦が考えられたものだと呆れ果てます。
当時は国全体が「狂気」に蝕まれていた時代ですから
そんな馬鹿げた「精神主義」が平気でまかり通っていたのでしょう。
よりによって竹槍でB29を落とすなど
今でこそ笑い話ですが、当事者は真剣そのものだったかも知れません。



スズメの生態はわかりませんが
暑さなどどこ吹く風で元気に飛び回っています。



暑過ぎて体操する気にもなれません。(笑)
昔から「心頭滅却すれば火もまた涼し」などと言いますが
典型的な精神主義ですねえ。
逆立ちしたって火が涼しくなるわけねえだろ!
高校時代、炎天下で延々とウサギ飛びを強要する体育教師がいました。
頭がまるごと筋肉のような教師でしたが
あの無定見な精神主義は今なら間違いなく「虐待」で訴えられますね。



涼しい木陰でキャッチボール。
見るから楽しそうで気持ちまでホッとします。

で、なんでこんな話をしたかと言うと・・・
最近の国会の安保法制をめぐる論議を聞いていると
その背後に薄気味悪い「精神主義」を感じてしまうんですねえ。
表向きは国民の安全と言いながら
中国や北朝鮮なんかにナメられてたまるか!という精神主義。
またぞろあの時代の「国家」が透けて見えるのは私だけでしょうか・・