朝から雨で「運動会」は中止！
と前日のブログには書いてしまったのだが・・
１０時前ににわかに雨がやみ
結果的に運動会は、急遽、強行されることになった。
いったいどうなっているのか？
慌ててヒゲを剃り、ブツブツ言いながら学校へ
息子がこの春から通い始めた中学校は
いつもの公園に隣接してある。
到着すると、また小雨がパラパラして来て
グランドもあちこちに水が浮いている。
「オイオイ、こんなコンディションでやるのかよ」と呆れたが
生徒たちは黙々と水をかき出し、砂を入れ、グランドを整備している。
仕方なく傘をさしながら観戦したのだが・・・
この運動会がなかなかよかった。
リレーが始まると一斉に生徒たちの歓声。
ぬかるみに足を取られ、誰もが普段の実力が発揮できない。
先頭を走っていた子がカーブで大きく転倒し
順位がガラリと変わる局面が目立つ。
しかし、そこに何とも言えぬ「切迫感」があって
見る側もついつい力が入ってしまう。
中には、ぬかるみをまったく苦にせずにスイスイとゴールを駆け抜ける
まるで重馬場が得意な競馬馬のような子もいる。
それも含めて平時にはない不思議な「熱」が会場を支配していて
今までになく印象的な運動会となった。
帰り道、公園のグランドを通ると
くもり空に「凧」が一つ、悠々と泳いでいた(見えるかな？)
雨の日の凧もなかなか風情がある。
息子の足が意外に「速かった！」のがうれしくもあった。
体操着をドロドロにして帰ってきた。
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