クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

ラーメンの“替え玉”の食べ方は? ―ラーメン部(8)―

2010年12月09日 | グルメ部屋
初めて食べたラーメンの“替え玉”は、
麺を全部片付けてからでなければ
注文してはいけないというルールだった。
以来、替え玉とはそういうものと思い込み、
いまでもその原則が生きている節がある。

替え玉は難しい。
スープと具をどこまで残しておけばいいのか、
そのさじ加減がいまいちわからない。
全部食べてしまってもかまわないのだろうが、
マイベスト替え玉ラーメンが未だに確立されていない。

池袋で入ったラーメン屋は、
替え玉が可能な店だった。
カウンター席しかない小さな店で、
ぼくがこの街に通っていた頃にはなかったはずだ。

来店した男性客のほとんどは替え玉を注文している。
ぼくもそれにつられるように、
替え玉を想定してラーメンを注文。
田舎にはなかなかないお洒落な味がした。

食べていると、ムクムクと頭をもたげてくる前述のルール。
ほかの男性客は、
麺が残っていても替え玉を注文しているようだった。
ぼくもそれに乗じようとしたのだけど、
なかなか店員に声を掛けられない。

気が付けば、結局麺を全部平らげてしまった。
何となく、失敗した気持ちで替え玉を注文。
思ったより量が多かった。
もう成長期ではないのだから、
「満腹」まで食べることもないのに……

替え玉の本場のところでは、
いろいろなパターンがあるのだろう。
いまだ替え玉初心者のぼくは、
この世界の奥行きを知らない。
コメント
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