クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

大晦日のごあいさつ

2015年12月31日 | ウラ部屋
今年は何かとせわしなく、
日々が過ぎていった気がします。

昨年依頼を受けたことも、引き続き進めました。
こちらは年の終わりに形になったので、
年明けに改めて報告したいと思います。

出会いもありました。
人との出会いもさることながら、
初めて足を運ぶ場所もあり、
長い付き合いを続けられたらと思います。

気が付けば30代の半ば。
日々の暮らしの中、
ものの考え方や感じ方が以前とは異なっていることを感じます。

それは好奇心が薄れたり、
感受性が鈍くなったことを意味しているわけではありません。
心に感じる対象が変わったのでしょう。
質の変化と言ってもいいかもしれません。

それは、書くものにも影響が及びます。
ぼくはそれを拒むわけではなく、
素直に受け止めています。
楽しみでもあるものです。
10年前と書く文章が違うのならば、
環境や心のありかたの変化もさることながら、
「後退」ではなく、「成長」と捉えたいところです。

今年も色々とお世話になりました。
拙ブログは可能な限り続けていきたいと思います。
来年もまたよろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末図書館のラストは“羽生”で決める?

2015年12月28日 | はにゅう萌え
羽生の図書館は、毎週火曜日が休館だ。
だから、ほかの図書館が休館でも、
羽生に行けば本が借りられる、ということがある。

2015年12月28日(月)。
年の瀬が迫ったこの日も、羽生の図書館は開いている。
近隣の図書館がみんな休みでも、
羽生だけは開館している。

図書館に用事をやり残している人はチャンスだ。
駆け込める。
勉強場所が図書館派の人にとっても、
静かな年の暮れに集中できるかもしれない。
いや、こんな日だからこそはかどるだろう。

年の瀬が迫って何かと慌ただしい時期である。
そんなときにゆっくり図書館で過ごせるのは、
ある意味贅沢な時間と言える。

借り残している本はあるだろうか。
調べ残しているものはないだろうか。
年の暮れ、最後の最後まで開館している羽生の図書館。
そこで、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末年始、にぎやかに過ごすか静かに過ごすか、それとも……

2015年12月26日 | 民俗の部屋
年末年始は静かに過ごしたい方だ。
本を読むか、原稿を書くか、調べ物をするか……
そんな風に過ごしたい。

が、悲しい哉。
B型の性(さが)なのだろうか。
家にじっとしていられない。
日が傾き、西日が差し、
宵の帳がおり始めると途端にそわそわしてくる。

だからと言って、混んでいるところに出かけたいわけではないし、
日常から離れた遠いところに行きたいわけでもない。
この折り合いが実に難しい。

そんなわけで、マニアックな場所へ足を運ぶことになる。
さびれた神社仏閣、
誰も足を止めない史跡、
本当か嘘かわからない伝説スポット、
気を抜けば引きずり込まれそうになる川の畔……。

足を運んでも、自分以外に誰もいない。
何もこんなところに来なくっても……と思うことは一度や二度ではない。

でも、それが楽しかったりする。
いわば、秘密スポット巡り。
これが人気スポット巡りならば心の琴線には触れない。
この辺りが性(さが)の気がする。

しかしながら、年齢を重ねると、
しなければいけないことが何かと増えてくる。
秘密の園にずっといられるわけではない。
それに、子どもをそんなところに連れまわしたら、
後々になってクレームが付きそうだ。

暮れ行く2015年。
もう休みモードに入っている人もいるだろう。
どんな過ごし方をするだろうか。
もしも秘密スポットでバッタリ顔を合わせたら、
2016年もよい年でありますようお互いお祈りしましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気が付けば暮れゆく年……

2015年12月22日 | ウラ部屋
しばらく時間に追われる日々が続いていた。
やっとひと息つけたと思ったらもう年末。
やばっ。
あと数えるほどで2015年が終わってしまう。

本も読めず、どこに行けなかった。
ちょっと息抜きをしたい。
と言っても、息抜きだけだとストレスだから、
次のテーマのシッポをつかまえて、それにリンクさせていきたいな。

というわけで、しばらく沈黙していた拙ブログですが、
少しずつ更新していきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽生の“酉の市”へ行きませんか?

2015年12月21日 | お知らせ・イベント部屋
毎年恒例の羽生の“酉の市”。
古城天満宮(羽生市東5丁目)で開催される。
日時は、12月25日(金)午後5時~午後9時まで。
毎年25日の開催だから、
クリスマス=酉の市と感じている人は多いかもしれない。

ちなみに、古城天満宮は改修工事が実施され、新しくなった。
酉の市へ足を運んだら社殿も見ておきたい。
なお、併せて埼玉純真短期大学の学生が描いたイラストも目にしたい。
どこにあるかは行ってのお楽しみ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1990年代半ば、冬の“大天白神社”に残したもの

2015年12月09日 | はにゅう萌え
羽生にある大天白神社。
公園と隣接していて、藤の名所としても知られている。

ぼくが高校生の頃は、
ロードレース大会のときは大天白神社が集合場所だった。
そこから少し歩いてスタート地点まで行き、
利根川の土手を約10キロ走るというコース。

2年生の大会開催のちょうどその頃、何の憂いもなかった。
だからだろう。
最後によく知っている同級生に追い抜かれても、何とも思わなかった。
「お先にどうぞ」という感じ。

その翌年の高校3年生時の大会。
絶対に負けたくない人物がいた。
だから、走るのも必死だったし、気合も入っていた。
ゴール直前、背後からラストスパートをかけてくる音がしたから、
「ここで負けてなるものか」の想いで全力疾走。
幸か不幸か、ちょうどそのとき撮られた写真が卒業アルバムに載っている。

この2つの違いを、ぼくはいまも自戒を兼ねて思い出す。
「いまのままでいいや」と思うと、
人は頑張る気持ちが薄くなる。
いまとは別のところを目指さなくなる。
上も目指さない。

逆に、ハングリー精神があると、
エネルギーが爆発する。
現在とは別のステージに行こうとする。
現状打破。
少なくとも、自分が求める場所に向かって努力する。

「お先にどうぞ」と思った高校2年生当時の現実。
「負けてなるものか」と全力疾走した3年生当時の現状。

必ずしも前者が悪いわけではない。
でも、停滞感は否めない。
自分の枠を越えられない感が強い。
冬の大天白神社に足を運ぶとき、
ロードレース大会のことがふと脳裡によぎる。

ちなみに、現在母校では利根川沿いのコースは走っていないらしい。
荒川沿いのコースなのだとか。
だから、自ずと大天白神社には集まらないわけだ。
利根川派としてはちょっと寂しい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妖怪コラボのストラップがある?

2015年12月04日 | ムジナもんの部屋
水木しげる氏が亡くなった。
言わずと知れた「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者である。

ぼくはアニメもさることながら、
ファミコンで「鬼太郎」と遊んだくちだ。
大人になったいまも、あのゲームは楽しめると思う。

ところで、30歳くらいのとき、
“目玉のおやじ”と“ムジナもん”とのコラボストラップを見たことがある。
ムジナもんは羽生のキャラクター。
ムジナという妖怪をモチーフにしているから、
このコラボは理にかなっている。

海外から帰って来たばかりの友人が持っていた。
どこで手にしたのだろう。
聞いた気がするが記憶が曖昧だ。

曖昧な記憶というのは、
それが本当なのか不安になるときがある。
まるで妖怪に化かされているかのような……

水木しげる氏が亡くなっても、
鬼太郎や妖怪たちは永遠に愛され続けるに違いない。
ムジナもんもずっと愛され続けてほしい。
水木氏のご冥福をお祈りします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする