事件――である。
2007年10月30日にソフトオープンした羽生イオンこと“イオンモール羽生”。
現在のところ国内最大規模であり、
確実に羽生史に残る出来事でしょう。
ずっと先まで広がっていた田園風景にはイオンの建物がそびえ立ち、
周囲は5000台を収納する駐車場に変わりました。
実際に中に入ってみると、長年この町にいる人間ならば、
本当にここが羽生なのかと目を疑ってしまうほど明るくて賑やかです。
どこを歩いても店、店、店。
そして人、人、人……。
羽生が最も賑わう夏祭りでも、これほどの人はいないかもしれません。
いわば、夏祭りが毎日イオンで行われているようなもの。
数ある店舗の中で、おそらく関心が高かったのは映画館だったと思います。
かつて羽生市には映画館がありましたが、
平成に入ってからは初めての参入です。
3階の西に所在。
いまCMでしばしば流れている「バイオハザードⅢ」のポスターも貼られていました。
(かつて羽生にあった映画館は「羽生城を訪ねたら……(42)」2007.6.17参照)
ところで、羽生イオンに初めて足を運んで最も新鮮だったのは、
その人の多さと賑やかさではありません。
その逆の羽生の静けさです。
モールを出て少しそこから離れると、
見慣れた羽生の景色が広がります。
稲刈りが終わった田んぼがあり、
交通量のまばらな道が続き……。
――ああ、羽生ってこんなに静かだったんだ。
光が強いほど影が濃くなるように、
イオンの喧騒のあとではいつもの羽生がやけに静かに感じられました。
東京通いをしていたって、こんな静けさは実感しません。
そのギャップがおかしくて、イオンから“羽生城”(東5丁目)へ直行。
自転車でおよそ20分ほどの距離の羽生城跡は、
夜の静寂(しじま)に包まれていました。
いつもと変わらないのに何かが違う……。
そんな違和感さえ感じさせます。
羽生イオンのグランドオープンは11月2日(金)。
オープニングセレモニーには、
市の民俗無形文化財に指定されている獅子舞(下手子林)も出演する予定です。
羽生史に残る事件がいま市内川崎地区で起こっています。
羽生イオン正面の駐車場です。
かつての田園風景とは違い昼間のような明るさで……
羽生城の天神曲輪に鎮座する東谷天神社(東5丁目)です。
ここが本丸跡ではありませんが、羽生城址碑が建っています(遺構はなし)。
羽生市役所のすぐ近くであり、
興味のある方はイオンから北の地域へも足をお運び下さい。
2007年10月30日にソフトオープンした羽生イオンこと“イオンモール羽生”。
現在のところ国内最大規模であり、
確実に羽生史に残る出来事でしょう。
ずっと先まで広がっていた田園風景にはイオンの建物がそびえ立ち、
周囲は5000台を収納する駐車場に変わりました。
実際に中に入ってみると、長年この町にいる人間ならば、
本当にここが羽生なのかと目を疑ってしまうほど明るくて賑やかです。
どこを歩いても店、店、店。
そして人、人、人……。
羽生が最も賑わう夏祭りでも、これほどの人はいないかもしれません。
いわば、夏祭りが毎日イオンで行われているようなもの。
数ある店舗の中で、おそらく関心が高かったのは映画館だったと思います。
かつて羽生市には映画館がありましたが、
平成に入ってからは初めての参入です。
3階の西に所在。
いまCMでしばしば流れている「バイオハザードⅢ」のポスターも貼られていました。
(かつて羽生にあった映画館は「羽生城を訪ねたら……(42)」2007.6.17参照)
ところで、羽生イオンに初めて足を運んで最も新鮮だったのは、
その人の多さと賑やかさではありません。
その逆の羽生の静けさです。
モールを出て少しそこから離れると、
見慣れた羽生の景色が広がります。
稲刈りが終わった田んぼがあり、
交通量のまばらな道が続き……。
――ああ、羽生ってこんなに静かだったんだ。
光が強いほど影が濃くなるように、
イオンの喧騒のあとではいつもの羽生がやけに静かに感じられました。
東京通いをしていたって、こんな静けさは実感しません。
そのギャップがおかしくて、イオンから“羽生城”(東5丁目)へ直行。
自転車でおよそ20分ほどの距離の羽生城跡は、
夜の静寂(しじま)に包まれていました。
いつもと変わらないのに何かが違う……。
そんな違和感さえ感じさせます。
羽生イオンのグランドオープンは11月2日(金)。
オープニングセレモニーには、
市の民俗無形文化財に指定されている獅子舞(下手子林)も出演する予定です。
羽生史に残る事件がいま市内川崎地区で起こっています。
羽生イオン正面の駐車場です。
かつての田園風景とは違い昼間のような明るさで……
羽生城の天神曲輪に鎮座する東谷天神社(東5丁目)です。
ここが本丸跡ではありませんが、羽生城址碑が建っています(遺構はなし)。
羽生市役所のすぐ近くであり、
興味のある方はイオンから北の地域へも足をお運び下さい。