暖簾をくぐると5mほどの中庭の通路がある。料亭みたいだ。実に風情がある。 そうやって辿り着く玄関を開けると、目の前にまた昭和に立ち返ったような風景が現れる。まるで中庭がタイムトンネルだったのではないかと思わせる。 展開が全く読めない。暖簾から玄関、そして場内に入ってから入湯料を支払うまで、初心者は絶えず緊張を強いられるだろう。 . . . 本文を読む
2月20日(土)だいこん・だいこんの葉・ながねぎ
おはようございます。
昨秋、自転車に乗るボクの前を、変わった動物が横切りました。
一瞬のことで、ましてや夜だったものですから、その動物がなんだったかは分からず、ただそのシルエットで想像してみると、「どこかの家のフェレットが逃げたのかな」と思いました。
実は、先週何気なく、家の窓からマンションの中庭を見ていると、またもや珍 . . . 本文を読む
午後1時の「燕湯」には誰もいなかった。
貸し切り状態。
がらんとした広い風呂にひとりぽつんと風呂にはいる開放感は格別のものがあったが、それよりも会社の昼休みに銭湯にいるという極めて非日常的な感覚がボクにとっては楽しかった。 . . . 本文を読む
露天風呂から眺める風景は抜群だった。
青々と育った田んぼの稲が夏の風に揺れている。視界は全て田園風景だ。
こんなロケ―ションの温泉もなかなかあるまい。これだけでもうゆったりとした気持ちにさせてくれる。 . . . 本文を読む
確かにサリームのいうとおり、インドの暑さにやられたのだろう。確かに、インドに到着した直後のわたしは強行軍だった。とりわけ、ニューデリーのチベッタンキャンプで蚊の襲撃に遭い、一睡もできなかったこと。ボブネッシュと炎天下のチャンドニーチョウクを歩き回ったのは、知らず知らずのうちに体力を消耗させたのだろう。インドの衛生状態は悪く、少しでも抵抗力が弱くなると底なしに躰が病原菌に冒されてしまうだろう。
インドはもっと慎重に行動する必要があるのかもしれない。 . . . 本文を読む
2月14日(日) マスターズの「スイーツ」/明治堂(北区王子)の「バタール」
おはようございます。
春めいた陽だまりの公園にたたずむ小さな男の子。
少しそわそわと周囲を気にしている様子は誰かが来るのを待っているようだ。
ブランコの前に立ち尽くす彼の背中に南から吹く暖かな風が吹き付けている。男の子の表情はかたく、待ち人が来るであろう方向に目線を向けていた。
5分が過ぎたが彼のもとには誰 . . . 本文を読む
2月12日(金)なす・水菜・豆腐
おはようございます。
タレントや代議士などの不適切な振舞いについて、バッシングの嵐が吹き荒れています。それはもう、度を越えているひどいものだと日々感じます。
個人的には、山形マット死事件の民事訴訟で決定した賠償を支払わない被告人にこそ、非難を浴びせるべきだと感じています。
ともあれ、こうしたバッシングはSNSなどの発達により、社会的な共感性の変容が挙げ . . . 本文を読む
成田の門前町は、ほとんどが観光客を当て込んだ店である。居酒屋もカフェも然りだ。
だが、「ごんべえ」のようにジモティに根差した店は、この界隈には珍しい。
加えて、酒肴の豊富さ。
ともすれば、成田は印旛沼の恩恵から「うなぎ」の店ばかりが、目につくが、いやいや水揚げ高日本一の銚子漁港に近い地の利を生かし、いわしにアジ、いか、季節によってはさんまの料理が瑞々しくも安価で食べさせてくれるのではないか。 . . . 本文を読む