「中華さすらひ」アワード2021

「さすらひ」シリーズ、もうひとつのアワードは中華だが、こちらは立ち飲み屋のアワードよりもさらに無風である。コロナで出張がなく、ほぼ決まったお店しか行かなかった。

最多訪問店は「光栄軒」の18回。

もうダントツ。

2位は「兆楽」の道玄坂店の4回。

そして意外にも3位が「岐阜屋」の3回である。

訪問数の多さがアワードになるとは限らないが、18回もの訪問ならばもう結果は言うまでもない。マスターにもママにも良くしてもらった。緊急事態宣言中の時だって。あえてもう言うまでもなくアワードは2年続けて「光栄軒」である。

「兆楽」も「岐阜屋」も大好きだし、出来ればもっと訪問したいが、渋谷も新宿も毎週のようには行けない。もっと通えれば、アワードに輝く力は充分だ。ただ、「兆楽」で供される「紹興酒」は正直まずい。「岐阜屋」は「煮込み」がいまいち。後は文句のつけようがないが。

2021年は収穫もあった。

江戸川橋の「善の家」はうまくて安い純正の町中華だった。四谷で好きだった、「南昌飯店」を失ったが、その代わり、「新記」というお店を知った。

残念だったのは、2021年は一度も「あづま軒」に行けなかったこと。このお店もアワードの力は充分で、何回も通いたいお店の一つである。2022年は必ず行きたい。

さて、2021年の最高中華料理（MCC＝Most Chinese Cuisine）は「兆楽」の「ルースー春雨」を選出した。抜群の旨さで文句なし！