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お風呂放浪記NO.35 ~「皆生の宿 ゆるり」(米子市皆生温泉)~

2011-08-03 13:47:48 | お風呂さすらい
なんだか、豪壮な構えの宿だった。
本当に老舗の旅館といったあんばいの。
旅館の人に聞いたところによると、旅館の竣工は昭和19年というから、かれこれもう70年近くが経とうとしている。
本当に立派な旅館だった。

仕事を終え、夜の散歩をしながら、「北海」で一杯ひっかけて帰ると、もう夜も日にちをまたごうとしている。急いで、浴場に走ったのだが、これがまた部屋から遠かった。
5分近くも歩いたから300mくらいは歩いたのかも。この旅館、相当に広いと思う。

夜中の浴場は誰もいなかった。
まさに「ゆるり」としたいいお風呂。
ひょうたん型の内風呂と露天も充実。真っ暗な夜の帳に、風呂もぼんやりとした小さな灯りが疲れた1日を更に癒してくれる。
「あぁ、いいわぁ」
つい、声が勝手に出てしまう。

海に近いことから泉質はナトリウム、カルシウム塩化物泉(含塩化土類)を含む。
旅館のHPによると「肌に付着する塩分が保温・保温効果を高め、神経痛やリウマチ、皮膚病にも効果がある」と記されている。
また、皆生温泉の発祥については「1900年に、皆生海岸の浅瀬に湧き出す熱湯を、偶然、漁師が発見。それが皆生温泉の始まりです」とある。
海に注ぐ温泉は山のそれとはちょっと違った趣があるなぁ。




源泉の温度は60℃から90℃。
だから、加水してるとのこと。
なんか、長湯しても全然平気なところがいいかな。
とついつい時間を忘れてのんびりしていたら、もう25時に。
お風呂がクローズする時間になってしまった。
ちなみに翌朝も入って、すっかりこの湯が気に入ってしまった。
中国地方の湯ってなんか、オレの体質に合うんだよなぁ。
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