実は27日(火)に印刷屋の若い者を連れて、「光栄軒」に行く予定にしていた。まさか、こんなことになるとは思ってもみなくて、「『光栄軒』が休業に入っちゃった」というと、印刷屋の若い者はちょっとがっかりした様子だった。なんとかしたくて、休業に入る前にリスケしようと試みたが、もうどうしようもなく、とりあえずお店が再開したらリトライしようということになった。
今回書くエピソードは休業に入る11日前のことである。
お店に着いたのが17時40分頃。10分ほど待ってカウンターが空き、店内へ。座ると、右隣は、ここ最近ずっと隣同士になる人。これで3回連続だ。
「よく来られるんですか」と尋ねると、週に1回だという。自分は月一だから、遭遇する確率はそれほど高くない。
まずは「紹興酒」を常温で。
これを「唐揚げ」でいただく。うまい、うまい、うますぎる。
18時を過ぎるとプロ野球中継が始まった。どういうわけか、自分が「光栄軒」に来る時は、カープと読売のカードになることが多い。野球中継を見ながら、「紹興酒」を飲み干し、「緑茶ハイ」に。
ママの手が空いたのを見計らって「緑茶ハイ」を告げたのだが、しばらくママはそのオーダーを忘れてしまう。10分くらい経ってから、ママと目が合った時、「あ、『緑茶ハイ』だったね」となった。ところが、注がれた「緑茶ハイ」は自分には来ないで、例の隣の御仁に。「いや、これボクじゃない」と言ってくれたから、自分のところにようやく来た。
ママの対応が冷たく感じるこの頃である。
すると、ひざげりさんが現れ、自分の左隣に座った。
そして「餃子」をオーダー。すると、少ししたら2品目のお通しがでてきた。
大盛り「焼きそば」。ソース焼きそばではなく、塩で味を整えたといったあんばい。
ひざげりさんと自分の右隣の人に出され、おまけとして自分にもいただけたといったあんばいである。自分は月一しか訪問してないし、その一回でもほとんど売り上げには貢献していないので、お通しは一品だけいただくという気持ちがある。だが、常連さんの隣になると、作っていただいてしまい、とても申し訳ない気持ちになる。その結果、〆に予定していた「半炒飯」をやめて、また売り上げに貢献できないという悪循環に陥ってしまうだ。
この日のお会計は1650円。またもやお腹がはちきれそうで、先述したように〆の「半炒飯」は見送った。心残りである。
実はもう一つ心残りだったのが、帰り際、マスターに言葉を交わさなかったこと。
「マスター、お大事にしてください」。
とでも言えてれば。いつも安く、楽しく、お腹いっぱいになるまで飲ませてもらっているのに。
「マスター、とにかくしっかり膝が良くなって、復帰されることをお祈りしています。再開を心待ちにしています」。
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