ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

ANITA O'DAY

2007年11月09日 | 女性ボーカルO
CORAL/CRL 56073/ANITA O'DAY/SINGIN' AND SWINGIN'/10inch/

今晩は。どうも一人前に風邪をひいたようです。今年は僕の地方では例年よりはやく風邪引きさんが多いようで、どこかでいただいたようです。今日から長女と孫が家に帰ってきており、また明日には次女が短期で帰省してきます。咳も熱もありませんが、なんとなく身体がだるい感じがあり, 別件でかかりつけの医者にいったところ胸の音には痰が絡んだ音がするとか言っていましたので初期症状でしょうか、早めに休んで出来るだけ軽く済ませたいと思います。

今日の紹介のアルバムはANITA O'DAYの10inch盤なのですが、このアルバムの存在を知ってから探し当てて入手するまで、かなりの時間を要しました。レア度と言う観点からどの程度のレア度かは不明な僕ですが、簡単に探し出せるアルバムでもないように思えますのでレア度三星か四星ぐらいかなと想像しています。本アルバムの発売は1951年ではないかと思いますが、録音年は分かりません。収録の一部の曲は ’47年シグネイチャー原盤の“ANITA O'DAY FIRST RECORDING”でHI HO TRAILUS BOOT WHIP”があり、RCA原盤FLYING DUTCHMANで“HOW HIGH THE MOON”がありとどれも若い時のアニタ節が聴けるのですが、それぞれの曲がそれらの原盤からのと同じ収録かどうかはシグネイチャー原盤やRCA原盤を聴いていないので不詳です。が '51年までのSP盤も含めた録音から選んで収めたアルバムになっているのではないでしょうか? 彼女は '47年後半から薬に逃げるようになるのですが、収録曲を見るとその前後からの録音に間違いないのではないかと思います。オーケストラ伴奏ですが曲ごとに指揮が異なっています。指揮者の名前を挙げると, BENNY CARTER, WILL BRADLEY, RALPH BURNS, ALVY WEST, SY OLIVERとなっていますが、これも音源が一つではないという事で曲によって録音状態が異なるのですが再生音は悪くありませんし, 盤の状態も50年以上前のものとは思えないくらいキレイです。ジャケットに使われている彼女の写真は“ANITA O'DAY WITH GENE KRUPA”に使われている写真と同じ髪形・ドレスです。それではお休みなさい。

収録曲
A面
1, KEY LARGO
2, HI HO TRAILUS BOOT WHIP
3, I AIN'T GETTIN' ANY YOUNGER
4, MALAGUENA
B面
1, HOW HIGH THE MOON
2, SOMETIMES I'M HAPPY
3, ACE IN THE HOLE
4, WHAT IS THIS THINGS CALLED LOVED

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2 コメント

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レアですよね,これっ! (67camper)
2007-11-12 23:12:46
kuirenさん,すばらしいカバーですね。
こんなのよく探しましたね!
Key LargoとかMalaguenaなど魅力的なタイトルが並んでいます。
うらやましい~~~!
音質も良いですか?
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こんばんは (kuiren)
2007-11-13 21:03:48
>67camperさん
コメントありがとうございます。
レア度についてははっきりとは分からないのですが、あまり見かけないアルバムだとは思います。
僕はこのジャケットの時代めいた彼女の写真が特に気に入っています。
彼女の若々しい感じが伝わってくるような写真ですね。

音質は特に問題を感じません。録音も良いと思いますし、時代を感じない再生音でノイズも極少です。
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