新型コロナでは、いち早く国境を封鎖して乗り切ったかに見える北朝鮮。
金正恩は、雲隠れしていたらしく死亡説まで飛び出す始末だった。
元山あたりで三密を避けていたらしいが、出てきたと思ったら早速プロパガンダである。
■
まず、韓国に対して南北の連絡通信回線を遮断すると宣言。
脱北者らが38度線で金正恩を批判するビラを飛ばすことに立腹したらしく、
韓国とは今後は一切の対話は無しということ。
これに対し文政権は、今後、法律をつくって脱北者を取り締まると、北へ擦り寄る始末だ。
■
アメリカに向けては『核戦争の抑止力をさらに強化する』と声明。
同時に『平和と協力の時代を開こうとする朝米両国の人民の念願は変わらない』とも。
硬軟まぜてのやり口は、北の常套手段だが、本音はアメリカへのラブコールのよう。
トランプが11月に再選されたら、体制の保証と制裁解除が狙い目であることは間違いない。
とにかく、扱いにくい北朝鮮民主主義人民共和国ではある。