大相撲春場所、千秋楽。
関脇・照ノ富士が大関・貴景勝を下し、12勝3敗で三度目の賜杯を手にした。
念願の大関復帰は、臨時理事会が招集されるとの報もあり確定したようだ。
序二段まで落ちて、一時は引退も考えたというから、今回の賜杯と殊勲賞で報われた。
優勝インタビューでの受け答えにも、この間の苦労などについて多くを語らず、
「応援してくださる皆さんのお陰です」と答え、館内は大きな拍手が沸いた。
照ノ富士関オメデトウ!
大相撲春場所、千秋楽。
関脇・照ノ富士が大関・貴景勝を下し、12勝3敗で三度目の賜杯を手にした。
念願の大関復帰は、臨時理事会が招集されるとの報もあり確定したようだ。
序二段まで落ちて、一時は引退も考えたというから、今回の賜杯と殊勲賞で報われた。
優勝インタビューでの受け答えにも、この間の苦労などについて多くを語らず、
「応援してくださる皆さんのお陰です」と答え、館内は大きな拍手が沸いた。
照ノ富士関オメデトウ!
大相撲春場所、十四日目。
3敗で優勝争いの先頭をゆく関脇・照ノ富士と小結・高安とが明暗を分けた。
【高安vs翔猿】
翔猿のしぶとい相撲に動きの悪かった高安、土俵際で翔猿の首ひねりを食って、
先に膝から落ち、4敗目を喫した。
■
【照ノ富士vs朝乃山】
勝てば優勝のチャンスもある朝乃山だったが、照ノ富士につかまり寄り切りに敗れた。
これで照ノ富士は3敗をキープ、優勝争いのトップに立った。
朝乃山は5敗目を喫して優勝戦線から脱落した。
■
あすは千秋楽。
照ノ富士が貴景勝に勝てば、すんなり照ノ富士の優勝。
もし、貴景勝が勝てば4敗で並び、優勝決定戦へ。
この場合、高安vs碧山の4敗同士の取組もあり、
優勝決定戦は3人による巴戦ということになる。
大相撲春場所、十三日目。
2敗で単独首位をゆく高安は、若隆景のしぶとい取り口に苦戦して3敗へ。
これを星一つの差で追う照ノ富士は、正代を圧倒した寄り切りに下し3敗をキープ。
なお、3敗の朝乃山は貴景勝に突き落とされ、4敗へ後退した。
■
注目の二番。
【高安vs若隆景】
高安がわずかに早く膝をついて、若隆景の寄り倒し。
■
【正代vs照ノ富士】
照ノ富士が立ち合いから一気に前へ出て、左上手をとり寄り切った。
■
賜杯の行方は、混とんとしてきた。
残りあと二日。
本命は、照ノ富士と高安の二人か?
大相撲春場所、十二日目。
今場所は初日から十日目まで、大関陣の安泰な日が無く、誰か一人は敗けが続いたもの。
やっと、昨日・今日と二日続けての大関陣(正代、朝乃山、貴景勝)揃っての安泰となった。
【正代vs隆の勝】
正代は本来の相撲ではなかったが、
何とかさばいて隆の勝をはたき込みに下し、勝ち越しまであと一つ。
■
幕内優勝の行方は、
高安が一歩リード。
これを星一つの差で、橋朝乃山と照ノ富士が追う。
ほぼ、この三人に絞られてきた。
大相撲春場所、十一日目。
きょう注目の一番は、正代vs高安。
一敗で単独首位をいく高安には、緊張気味か硬さも見られ、
一方、勝ち越しのためには絶対に落とせない正代は気合十分か。
【正代vs高安】
正代が立ち合いから積極的に攻め、タイミングよく突き落としで高安を下した。
これで正代は6勝5敗となり、勝ち越しまであと白星二つ。
■
幕内の優勝争いは、
二敗の小結・高安を、三敗で大関・朝乃山、関脇・照ノ富士と平幕の翔猿が追う。
大相撲春場所、十日目。
勝ち越しに向け何とか星を五分に戻したい大関・正代。
なり振りかまわず引いて、肩透かしに妙義龍を下し、5勝5敗とした。
【正代vs妙義龍】
勝ち越すためには残り五日間で3勝が絶対に必要な星勘定。
明日の対戦相手、小結・高安は難敵だが、これを突破せねば先は暗い。
■
今場所の幕内優勝争いの状況は、次のとおり。
先頭を行く一敗高安を、朝乃山ら四人が三敗で追う展開となっている。
大相撲春場所、九日目。
大関・正代が、なすすべなく大栄翔の餌食になり、黒星先行。
【正代vs大栄翔】
大栄翔の一方的な相撲となり、正代は4勝5敗の黒星先行。
立ち会い、正代は胸を出して棒立ち、大栄翔の一気の突き押しを食い、あっさり土俵を割る。
正代の相撲は、名ばかり大関の見本のような取り口になってしまった。
大関昇進の伝達式で述べた正代の口上は『至誠一貫』だった筈。
初心忘れず!で残りの相撲をガンバってくれ!
大相撲春場所、八日目。
黒星が先行の正代、中日で何とか星勘定を五分に戻した。
【正代vs霧馬山】
立ち会いから腰高で、危うい場面もあった正代だが、何とか霧馬山を寄り切りに下す。
これで4勝4敗。
後半戦に向け、これから先が踏ん張りどころである。
大相撲春場所、七日目。
ここまで2勝4敗と白星に見放された大関・正代、
きょうは、危なかった相撲をヒヤヒヤながら、やっと勝って3連敗から脱出した。
【正代vs志摩ノ海】
正代、土俵際での苦し紛れの上手投げで、志摩ノ海を仕留めた。
これで、3勝4敗と黒星先行の苦しい場所がつづく。
大相撲春場所、六日目。
正代の相撲が変調で、全く精彩を欠く取り口になっている。
【正代vs明生】
きょうも明生に寄り切られて、3日つづけての黒星となった。
これで、2勝4敗となり、今場所の勝ち越しすら危うくなってきた。
どこな身体のケガか不具合でもあるのか?心配なことである。