旧統一教会との関係が取り沙汰される自民党議員の中でも、
山際大志郎氏ほど、
その弁明がデタラメで際立つ御仁は、他に居そうにない。
例えば、旧統一教会の関連団体がネパールで会合を開いたとき、
山際氏も、その集会に参加していた。
このことについて聞かれ「資料が残っていないから云々」とか言葉を濁していた。
海外まで出かけておいて、記憶が曖昧とは信じ難い。
ところが、あとでビデオが出て来ると「そうであるなら、その通りかも」と弁明。
要するに「マスコミが報じているのだから、その通りかも」となるのである。
山際氏は「一つの国会が終わると、全て資料も含めリセットして次の国会へ」だそうな。
彼にとっての国会とは、マージャンの様なものらしい。
イーチャン終わって、はいガラガラポンとなるのである。
山際氏は自民党安倍派で、岸田内閣の経済安定相に留任している。
安倍元首相のかっての言葉「こんな人達には任せられない」は、どうした。
岸田首相も、旧統一教会との関係をきっちりした者のみ閣僚に任ずる筈だった。
こんな山際氏の弁明に対し、某テレビのコメンティターは、
「先生に夏休みの宿題はやったのか、と問われ
やってなかった現実から、やらなかったのは自然だ、
と言っているようなもの」と皮肉っていた。