今年の梅雨は？

　わが熊本地方にも、今年の梅雨入りが発表された。
　平年より８日、昨年より２３日も早い、
　５月中の入梅である。

　この時節の雨を例える言葉の故事を思い出す。
　「虎が雨」とか「篠つく雨」が、それ。
　　
　「虎が雨」は、曽我兄弟の仇討ち縁起から。
　曽我十郎の愛人だった虎御前が、十郎の死を悲しみ、
　その涙が雨になったという伝説が由来とされ、
　遊女の涙のように…
　　
　「篠つく雨」は、信長の桶狭間から。
　織田信長が桶狭間に今川義元を急襲し、
　その首級をあげたのは勢い激しく降る、
　「しのつく雨」のおかげだった、と伝記に残る。
　　　
　さて、今年の梅雨は、遊女の涙のように悲しそうに…
　信長のように烈しい勢いのある…
　記憶に新しい福岡・朝倉地方を襲ったような、
　降り方だけは、無いことを祈る。
　　　　　
　　　
　　　　　

正代が栃ノ心にストップをかけた。

　大相撲夏場所、１３日目。
　無傷の１２連勝で優勝争いのトップを走る栃ノ心。
　正代に敗れて初黒星を喫した。

　【栃ノ心ｖｓ.正代】
　土俵ぎわで正代に引き落とされ、バッタリ手つき。
　正代の足は、俵の上に残った。
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　白鵬は勢を、鶴竜は逸ノ城をそれぞれ下し、

　
　一敗　鶴竜　栃ノ心
　二敗　白鵬　　
　
　あす１４日目は、鶴竜ｖｓ栃ノ心。
　勝った方が、賜杯にぐっと近づくことになる？
　　　　　　　　　

栃ノ心、白鵬下し１２連勝 ！

　大相撲夏場所、１２日目。
　きょうの結びの一番は、

　【栃ノ心ｖｓ.白鵬】
　栃ノ心にとって白鵬は、過去０勝２５敗と天敵。
　だが、今場所の栃ノ心は別人。
　立会い、がっぷり四つに組み合って、
　互いに左上手を十分にとり胸をあわせる。
　引き付けあったあと、栃ノ心が白鵬を土俵ぎわへ、
　堂々の寄り切りで白鵬を下した。
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　明日以降の取り組み予想は、

　このまま、栃ノ心が優勝へ突進するような気がする。
　　　　　

強い栃ノ心 １１連勝 ！

　大相撲夏場所、１１日目。
　関脇・栃ノ心が無傷の１１連勝と勢いが止まらない。

　【栃ノ心ｖｓ琴奨菊】
　栃ノ心が豪快な上手投げで琴奨菊を一回転させた。
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　幕内の優勝争いは、

　全勝　栃ノ心
　一敗　鶴竜　白鵬
　　　　　　　　　

栃ノ心 １０連勝！

　大相撲夏場所１０日目。
　栃ノ心が、ただ独り無傷の１０連勝。

　【栃ノ心ｖｓ千代大龍】
　栃ノ心が立会いから千代大龍を掴まえ、
　万全の寄りで勝った。
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　１０日目を終わり、全勝の栃ノ心を１敗で鶴竜・白鵬の両横綱が追う。
　栃ノ心には、大関とりは無論のこと、
　賜杯までも視野に入ってきた。
　　　　
　　　

栃ノ心 ９連勝！

　大相撲夏場所、九日目。
　関脇・栃ノ心が無傷の９連勝。

　【栃ノ心ｖｓ大栄翔】
　栃ノ心が立会いから素早く左上手を取り、
　そのまま釣りながら土俵ぎわまで、
　あっさり寄り切った。
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　幕内の優勝争いは、全勝の栃ノ心を一敗で鶴竜、以下が追う。
　
　全勝　栃ノ心
　一敗　鶴竜　白鵬　千代の国
　二敗　勢　　妙義龍
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栃ノ心 ８連勝！

　大相撲夏場所、八日目。
　関脇・栃ノ心が無傷の８連勝で勝ち越しを決めた。

　【栃ノ心ｖｓ逸ノ城】
　逸ノ城が、立会いから素早く左上手を取り一気の寄り。
　栃ノ心は上手が取れず土俵ぎわへ後退する。
　互いに攻防のあと、栃ノ心が双差しとなり懸命の寄り。
　逸ノ城もねばったが、ついに土俵をわる。
　栃ノ心が逸ノ城を力相撲で制した。
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　八日目を終わり、全勝の栃ノ心を一敗で鶴竜・白鵬の両横綱が追う。
　栃ノ心は幕内最高優勝も視野に、大関取りも現実味が帯びて来た。
　　　　　

白鵬に土、阿炎が大金星！

　大相撲夏場所、六日目。
　結びの一番で大波乱。
　横綱・白鵬が阿炎に押し出されて館内は座布団が舞う。

　【阿炎ｖｓ白鵬】
　阿炎が立会いからいっきの突き押し。
　白鵬は、なすすべも無く押し出された。
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　六日目を終え、幕内の勝ちっ放しは関脇・栃ノ心ただ一人。
　白鵬、鶴竜の両横綱が１敗で追う展開となった。
　　　　

遠藤が逸ノ城を止める

　大相撲夏場所、五日目。
　ここまで４連勝と快進撃の関脇・逸の城を新小結・遠藤が止めた。

　【遠藤ｖｓ逸ノ城】
　遠藤は逸ノ城の上手投げを耐えに耐えたあと、
　体を入れ替え、左上手を浅く持ちかえて寄り切る。
　遠藤の巧さが光る一番となった。
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　これで五日目を終わり、
　幕内での勝ちっ放しは、白鵬、栃ノ心、正代の３人のみ。
　　　　

大相撲夏場所、四日目、鶴竜に土！

　大相撲夏場所、四日目。
　連覇を狙う横綱・鶴竜に土。

　【鶴竜ｖｓ松鳳山】
　立会い、やや遅れた鶴竜は、松鳳山の突き押しに、やや劣勢気味。
　いつもの悪い癖が出て引いたのが悪く、そのまま押し出され手痛い黒星。
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　大関・豪栄道は前日に続いて連敗。

　【玉鷲ｖｓ豪栄道】
　玉鷲の強烈な突き押しに、豪栄道が安易な張りさしで立ったのがまずく、
　なすすべなく押し出されて土俵を割った。
　豪栄道は四日目にして２勝２敗。
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　早くも、上位陣での勝ちっ放しは横綱・白鳳と、
　栃ノ心、逸ノ城の両関脇だけとなった。