初優勝と大関昇進の正代関へ、まずはオメデトウ。
きょう、協会から大関昇進の伝達があるから、どんな口上を述べるか興味津々。
一部マスコミから“ネガティブ力士”と呼ばれるそうだが、決して悪い意味からではなさそう。
その由縁は、これまでの次のような言動などからきているもののようだ。
①、新十両へ昇進したとき、対戦したい相手は?と聞かれ、
「できれば、みんなと当たりたくない」と答えた。
②、そして、色紙に書いた言葉が“現状維持”。
③、横綱・白鵬に初挑戦するとき親方から「あっけなく負けるのだけはやめてくれよ」とハッパを掛けられ、
「ケガなく生還できればいいんじゃないですか」と。
④、今年2月、来場所への抱負を聞かれ「期待しないで下さい。応援だけして下さい」と。
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本人の弁によれば、とにかく緊張する性質なので自分で自分にプレッシャーを掛けない様、
それらが前述のような言動になったのでは?
正代関にしてみれば、消極的な意味ではなく緊張感なく堂々と戦うための言動だったようだ。
ちなみに、今回の初優勝を決めた千秋楽の前夜は、ほとんど眠れなかったと言うし、
昼飯も喉を通らず玉子掛けご飯を流し込んで土俵に上がったと告白していた。
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きょうの大関昇進の伝達式で述べる四字熟語を決めているそうだ。
さて、どんな言葉が飛び出すか?楽しみである。