【テレビ中継から】
聖火がともった。
9月5日まで13日間の東京2020パラリンピックが開幕した。
■
開会式のコンセプトは We have wings (私たちには翼がある)。
多様性と共生社会の実現を目指して、逆境にあるパラ選手が片翼で飛び立つ。
「コロナ禍だからこそ、彼らの声を届ける必要がある」というIPC会長の言葉。
緊急事態宣言下の東京だが、安全・安心な大会運営を祈る。
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開会式の終わりに流れたアナウンス。
ありがとう サンキュー オブリガード
【テレビ中継から】
聖火がともった。
9月5日まで13日間の東京2020パラリンピックが開幕した。
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開会式のコンセプトは We have wings (私たちには翼がある)。
多様性と共生社会の実現を目指して、逆境にあるパラ選手が片翼で飛び立つ。
「コロナ禍だからこそ、彼らの声を届ける必要がある」というIPC会長の言葉。
緊急事態宣言下の東京だが、安全・安心な大会運営を祈る。
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開会式の終わりに流れたアナウンス。
ありがとう サンキュー オブリガード
いま、日本列島は第5波のコロナ感染の脅威に襲われている。
全国、各都道府県とも過去の感染を軽々と突破されて、事態は極めて深刻だ。
熊本県でも8月に入り先週は、17日271人、18日264人、19日266人、
20日317人、21日247人の感染者をみた。
これまでの第1波~第4波の感染状況とは、桁違いの爆発的状況である。
今次の感染は変異したデルタ株が主だとされるが、極めて感染力が高いという。
1人の感染者がグループ全員へ感染させたというクラスター例が報告されている。
これまでの『三密回避』とか『ステイホーム』や『テレワーク』といった対応とは、
異次元のクラスターの様相を見せている。
一部の地方首長あたりから『ロックダウン』という声も上がり始めた。
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中国がコロナの完全抑え込みに成功している例が、しばしば報じられる。
『徹底したPCR検査』と『感染源の完全隔離』が主な対策だと思われる。
あの国ならではの強権的な手法でやっているようだが、参考にすべき点があるかも。
我が国でも、私権との制約も踏まえつつ検討してみては、どうか?
ニュージーランドなどの『ロックダウン』が参考になるかも知れない。
ケータイに行政機関からの災害情報を受け取る登録をしている。
開いてみると、大雨警報(土砂災害)の継続メールであふれていた。
ここ四~五日間で、大雨警報(土砂災害)の同一内容が数え切れない程。
熊本市内の白川の様子を見る。【世安橋の水位】
今のところ、氾濫の危険は無さそうだが・・・、
コロナのまん延防止と大雨警報で、陰鬱な日々がつづく。
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ふと、バタやん(田端義男)の唄が浮かんだ。
🎵 雨 雨 雨だよ やけに降りやがる
今日で幾日か 土砂降りつづき
しゃくでカストリ パイいちいけば
空の胃の腑に ジンとしみわたる 🎵
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古い奴だと笑わないでください。(鶴田浩二のセリフ?)
バタやんの唄を、口ずさんでいたら、少しは気分もはれる。
今晩は早めの、酎ハイといくか?
このところ、毎日のニュースは大雨警報に関するものオンパレードだ。
しかも、その降水量が月間降水量の3・4倍に相当するというから驚く。
当然、土壌は雨水を十分に含んでいるから土砂災害に要警戒であるし、
河川の氾濫による浸水被害も心配されるところである。
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わが熊本市も先週から大雨警報が続いている。
明日以降、明後日も大雨警報が継続されそうだと聞いた。
きょう、たまたま野暮用で外出する機会があり、市内の中心部を流れる白川を渡った。
銀座橋から見た白川である。
普段は、ところどころ川底を見せながらの流れだが、今はたっぷりの水量で流れていた。
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熊本市に住む住民にとっては、この白川の氾濫が大事だ。
市作成のハザードマップによると、我が家は、白川の氾濫による浸水被害は0,5m程度とある。
どうやら、現状では白川の氾濫は心配無さそうだ。
だが、線状降水帯とか言う気象用語も身近なものになってきたし、
地球温暖化に伴う気候変動の問題についても、無関心では相済まない感じである。
きょう敗戦から76年目。
テレビを点けて、全国戦没者追悼式の中継を観る。
正午の時報を合図に黙とう。
天皇のお言葉を聞きながら、
ふと、高村光太郎の詩『終戦』が思い浮かんだ。
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あのラジオできいた。
私は端座してふるえていた。
日本はついに赤裸となり、人心は落ちて底をついた。
占領軍に飢餓を救われ、わづかに亡滅を免れている。
その時天皇は自ら進んで、われ現人神に非ずと説かれた。
日を重ねるに従って、私の眼から梁がとれ、
いつの間にか六十年の重荷は消えた。
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あの日、私は国民学校の二年生。
ラジオは聴いていない。
空は快晴で、終戦を知らせるビラのようなものが舞っていた記憶がある。
終戦記念日、全国戦没者追悼式の八月十五日が来る。
ラジオや新聞紙面には、平和や戦争に関する話しが目立つ、今日この頃である。
東條元首相の死刑執行書がアメリカ公文館で見つかったとか、
彼らA級戦犯者の遺骨が太平洋に撒かれたとかのニュースもあった。
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今、振り返っても日本の太平洋戦争への突入は、いかにも無謀であった。
近衛首相の対米交渉が暗礁に乗り上げ、内閣は崩壊。
近衛内閣で主戦論の陸軍大臣であった東條英機が、後継首相に就任する。
これで、日本の対米開戦は決定的となり、新聞各社も主戦論を展開した。
「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」真珠湾へ。
開戦直後は勝った勝ったと勇ましかったが、
その後はじり貧で日本本土への空襲となり、広島、長崎への原爆投下で敗戦。
そんなこんなで、東條に関する話題を拾ってみる。
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芥川賞、直木賞を創設した菊池寛の『話の屑籠』から、
東條英機について「日本の運命を左右する大戦争が、
東條大将の如き人物によって指導されたことは、恐ろしい不幸であった」と。
時代の情勢は、陸軍の代表者としての東條を日本ファシズムの頂点に押し上げたが、
彼自身は、小心な能吏型の軍人であった。
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アメリカからすると、東條は日本人の代名詞であったようだ。
マッカーサー元帥の家庭では猿を飼っていたが、その名は「トウジョウ」。
また、米兵の多くは、日本人捕虜や戦犯容疑者に対して、
誰彼の区別なく「ヘイ、トウジョウ」と呼んだ。
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「欲しがりません勝つまでは」を強いられていた当時の大日本帝国臣民たちは、
愛国行進曲の替え歌で、やけっぱちになっていた。
🎵 見よ東條のハゲ頭 旭日高くハゲ頭
天地の正気ハゲ頭 希望は踊るハゲ頭 🎵
もちろん、元唄は 🎵 見よ東海の空高く ~ であり、
最後は 🎵 希望は踊る大八洲(おおやしま) である。
広島への原爆投下から、きょう76年目を迎える。
【原爆ドーム】
広島市中区の記念公園で開かれた平和祈念式典の模様がテレビで流れた。
午前8時15分、原爆投下の時刻に合わせて黙とう。
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ふと、美空ひばりの歌『一本の鉛筆』の歌詞の一部が浮かんで来た。
🎵 一本の鉛筆があれば 八月六日の朝と書く
一本の鉛筆があれば 人間のいのちと書く 🎵