三十路の食卓

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きみは一石二鳥箱

2012-01-20 09:21:16 | 食雑記
〈1月5日の食事〉
朝:ハムのせトースト ココア
昼:お弁当(玄米ご飯、鶏ゴボウ煮、卵焼き、白菜のコチュ和え)
夜:ほうれん草とチキンのカレー ナン @スルターン/飯田橋

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この日より仕事始め。
1月も下旬に差し掛かった今となっては、思わず遠い目になってしまうよなあ。

仕事始めとあらば、同時に再開するのは自転車通勤。
自転車通勤において、保温ジャー付き弁当箱が有効であった、という話である。

夏の間、私は温め直さずにご飯を食べていた。
というのも、冷えたご飯の方が満腹感が続くらしいと聞いたのだ。
なんせ、空腹に弱いものでね。
そんな訳で、おかず容器と飯容器が別になった弁当箱の、おかず容器のみ温め直して食べていたのだ。

ところがこの弁当箱は、飯容器の底がおかず容器の蓋と兼用になっており、かなり注意深く持ち歩いても汁漏れすること多々。
リュックに入れて自転車で運んだ時なんか悲惨で、びっくり返ってリュックまで汁びたしになったこともあるほど。
おまけにその時は匂いの強い玉ねぎを使っていたばっかりに、職場の部屋じゅうに匂いを漂わせてしまい、事情を知らぬ上司に「なんか臭くね?」と言われたのはいい思い出…なんてことはない。

ところが、この保温ジャー付き弁当箱はどうだろう。
これは専用の保温バッグにご飯用保温ジャー、蓋付きの容器が2つという仕様だったのだが、この保温バッグというのがまず優れもの。
マチと底がついており、更にはそれぞれの容器がピタリと収まるもんだから、そりゃあもうガッチリホールド。
正確には付属のおかず容器では足りなくて、一回り大きなおかず容器に変えているんですがね。
その分バッグには隙間なくビッチリするから、益々ホールド力は確固たるものになるってもんである。

そしてそのバッグのサイズが手持ちのリュックにうまく収まるんだから、何という奇跡か。
おかげで汁漏れ知らずに自転車通勤できるようになったんである。
元をただせば「寒くなってきたから、ご飯冷たいままじゃ嫌だなあ。保温ジャーの弁当箱、せっかく持ってるんだし使おう」程度の気分でまた使い始めたのだから、つくづく一石二鳥である。

それまで使っていたものよりは幅をとるが、そんなことも吹き飛ぶくらい、これは素晴らしかった。
暖かくなってきて、冷や飯を復活させたくなったらどうしようか…早くも思いを巡らせる日々である。

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