三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

一年。葛西臨海公園にて

2012-07-30 21:54:27 | 行きました。
〈7月16日の食事〉
朝:シリアルバー・レーズン&ナッツ コーヒー
昼:お弁当(ゆかり&チーズおにぎり、枝豆たらこチーズおにぎり、唐揚げ、アスパラ肉巻き、ブロッコリー、かぼちゃ) @葛西臨海公園
夜:盛り蕎麦 豆苗と豚肉の炒めもの カニ缶のマヨ和えとアボカドを海苔で包んで 日本酒

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三連休の最後は、海の日だからということで、安直にも葛西臨海公園へ。
それまで自炊欲がちっともなかったというのに、弁当を持ってピクニック…と決め込んだ途端に、楽しみすぎて早起きして作り始めるのだから本当に現金なものである。

野外で電子レンジもない訳なのだから、冷めても旨く、汁が出て辺りや持ち物を汚したり、なるべくゴミが出ないようなメニューを考える。
となると、普段のおかずを詰め込んだような弁当とは違うノリで考えねばならず、となると鶏の唐揚げとはとても優秀な弁当のおかずなのだと気付く。
汁気ゼロだし、箸もそう汚れないし、味をしっかり付ければ冷めにも強い。
君ってスゴいな。
揚げ物スキルが低すぎるばっかりに一度揚げただけでは中まで火が通らず、二度揚げしなくてはならなかったのはちょっと問題だけど。

問題といえば、アウトドア慣れしていないものだから、こういう時用の弁当箱なりバスケットなりを持っていないのも問題だ。
だから深手のホウロウ性の特大パッドに入れて持って行ったのだが、なんせホウロウは重いのだ。
冷蔵庫でケースを冷やしておけば冷却効果が長持ち!という利点を差し引いても、とにかく重かった。
それで電車移動一時間超…またの可能性も考えて、それなりの器を見繕おう。

陽がてっぺんから移動するのを見計らって、到着は午後3時。
うだるような暑さは鳴りを潜め、少し風も吹いてきた。
芝生の上で弁当を食べるにはもってこいの天気である。
少し雨がパラつく瞬間もあったものの大事には至らず、絶好のシチュエーションであった。

500CCのビールを代わる代わる飲み、食べ終わらせて芝生に寝転ぶ。
少し休んで、公園の敷地内を散歩する。
色んな話をした。
悩み事を聞いてもらったりした。

考えれば、この日で同居して一年経ったのであった。
あの日はこの日なんか比べ物にならないくらい暑くて、引っ越してきたばかりの荷物を押し分けて無理矢理作ったスペースで、汗をかきながら出前の釜飯を食べたのを覚えている。
あれから色んなことがあった…などと言ってみたいが特に何もなく、平穏で、けれど変わらずに一緒にいられたことを嬉しく思う。
いつもありがとう。
そんな7月16日。


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