三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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膨らむ餅を待つ

2012-01-25 22:57:24 | 作りました。
〈1月8日の食事〉
朝:-
昼:磯辺焼き
夜:ひき肉のカレーライス

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昨日からの続き。

気持ち悪さを払拭すべく、こんこんと寝た。
寝て、寝て、起きて、食べた。
そう、食べた。
胃に一番の支障を来しているのに、食べてしまうのが私だ。

しかも、夜に至ってはカレーである。
ひき肉使用!(油がジューシー!)
市販のルー!(小麦粉+油でこれまた重い!)
しかも玄米!(ヘルシーな食事の代名詞的存在だが、実は消化によくないですから!)
である。
呆れたあなたの顔が見える。

だかしかし、今回は餅に対して焦点を当てたいので、私の呆れた胃袋のことはさておいて、そのことについて書く。

餅。
好きである。
ことに磯辺焼きは好物の領域だ。
だが、滅多に自分では作らない。
実家に帰ったときに、母に作ってもらうの専門である。

何故か。
面倒くさいからだ。
あとの皿を洗うのが。

実家では、餅をあたためる際に、電子レンジを使う。
それに倣って、自分の家でも電子レンジを使っていた。
それ使えば表面に固さがまったく残らず、つきたてに準じるくらいの柔らかさになる。
それはそれは美味しいのだが、加熱する時の皿に餅が張りつくこと張りつくこと。
皿から餅が容易には落ちず、しばらく水に浸して置かねばならぬ。

それがどうにも面倒で、餅をどうにかしようという気があまり起こらないのだ。
そんなこんなで、正月のたびに持たされる餅を、持て余してすらいたのである、好物のくせに。

今回も持たされた餅。
もう実家では餅をつかず、親戚からお裾分けしてもらったものなので、いつもより量が少ない。
これくらいなら、いっちょ戦ってみるか。

で、頭に浮かんできたのは、マンガ「花のずぼら飯」に出てきた、主人公・花がオーブントースターで餅を焼くシーンである。
餅が膨らむにつれ、顔がほころんで止まらなくなる花の様子が、それはそれは美味しそうで印象深かった。
あれ、やってみたいな。

餅をオーブントースターに放り込む。
最初から強火でやるのは及び腰になって、ひとまず200ワットの弱火で10分。
全然変化の兆しがみえなくて、追加でまた10分。
温かくなってきたけど膨らまなくて、しびれを切らして今度は1000ワットの強火で4~5分。

表面が裂け、突き破るように中の餅が膨らんできた。
まるで風船のようで、なるほど、絵本や挿し絵で描かれる七輪の上の餅は、実物に忠実なのだと改めて知る。

時間が来て、オーブントースターがチンという。
ドアを開ければ餅は少し縮む。
ああ刹那。

醤油を入れた皿に餅を押しつける。
ちなみに醤油に七味唐辛子を混ぜるのが母流。
を、海苔で巻いて、出来上がり。

こうして出来た磯辺焼きは、香ばしいけど表面はまだ固いから、風味の上ではレンジ餅に劣る(餅は柔らかさが信条の、私にとっては)。
だが、表面がまだ固いというのはどういうことかといえば、餅を受けていた側は無傷なのである。
網に、まったく餅がついていない!
感動した。

以後、オーブントースターで温める方式を採択。
順調に餅を食べ切ることができた。
そりゃあ七輪で焼くのには負けるけど、餅が膨らんでいく風情も中々。
今後もこうしていこう。

何事も適材適所、ぴったりのやり方がある。
まさに餅は餅屋的な、そんな事を学んだ今回であった。

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