三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

焼きそばに革命が起こりそう

2013-01-19 10:03:24 | 学びました。
〈2012年12月23日の食事〉
朝:トースト カッテージチーズ+メープルシロップ コーヒー
昼:ソース焼きそば 春巻き
間食:いただきもののクッキー コーヒー
夜:ヤンソンの誘惑 ビール

----------

予想以外のところで筋肉痛になった。
ソース焼きそばを作って、である。
この日は家具の組み立てをしたから、そのせいかとも疑ったが、それにしちゃ右腕だけが痛い。
やっぱり焼きそばのせいである。

同居人は大食いである。
だから焼きそばを作るときは、私の分も合わせて3人前の麺玉を使う。
これを中華鍋で炒めるのだが、混ぜる時に骨が折れるのだ。
がっちり固まっている3玉分の麺をほぐし、具とともに持ち上げるように炒める。
その分の重さが右腕にかかって、何故こんな苦行を自らに課すのか、という気分にすらなる。

いや、といっても、たかが3人前だろう。
これで根を上げていたら、例えば育ち盛りの子供を持つ4人家族のお母さんなんかはもっと多い量を作るわけで、顔向けできないぞ。
しかし、皆よくこんなこと出来るよなあ…と感心していたところ、その謎を解くような鍵を手に入れたのである。

つい先日、この焼きそばを作った後のことであるが、ドラマ『深夜食堂』のDVDを観ていた。
深夜営業の食堂を舞台に繰り広げられる人間劇で、物語を示唆したり、個々の客の忘れられない味だったりする料理が出てくるというこのドラマ(雑な説明ですみません。ちなみに原作は同名のマンガです)。

毎回のエンディング前に、その時のテーマとなった料理を作る上でのワンポイントアドバイスが差し込まれるのだが、その時は「目玉焼きを乗せたソース焼きそば」だったのだ。
いつも通り耳を傾けていたところ、「焼きそばを作る前には、麺にさっと湯をかけましょう。麺がほぐれやすくなり、油が落ちてソースも絡みやすくなります」というではないか。
これだ!と思った。

そう、麺を炒めるにおいて、何故力がかかるかって、麺がほぐれていないからである。
力まかせに菜箸で麺を裂くように混ぜる結果、一気に右腕に負担がかかるのだ。
また、焦げることを憂えるがゆえに、完全にほぐれる前にソースを入れてしまい、ソースがまんべんなく麺に混ざらず、まだらになっていた。
これも解消できるではないか。

目からうろこのような気がしたが、当たり前といえば当たり前のこの行程、何故思い浮かばなかったかって、「袋に載ってる作り方に書いてなかったから」である。
まったく、杓子定規でしか物を考えられないのだなあ…。
とりあえず、これからはお湯をかけてから作ろうと思う。
どれだけ筋肉痛が解消されるか見物である。

-----------

さて、前述の家具組み立て。
先輩夫婦から譲り受けたものだが、持ってきてくださったうえに、お菓子までいただいてしまった。
和風のクッキーサンドで、しっとりした生地と生地との間には餡子。
美味しかった。
ありがとうございました!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿