三十路の食卓

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私の胃袋も掴まれた

2012-02-09 11:01:37 | 食とレビュー
〈1月25日の食事〉
朝:ピザトースト 野菜スープ
昼:お弁当(玄米ご飯、豚とキャベツを甘辛味で卵でとじたもの、メンタイマヨポテト、ほうれん草のおひたし、カボチャサラダ)
夜:ほうれん草とチキンのカレー ナン マンゴーラッシー @スルターン/飯田橋

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峰なゆかさんの「アラサーちゃん」を読んでいた。
のちに単行本を買うのだが、この時はブログにて。
掲載されていたマンガに胃袋がぐうとなり、オマージュとしてこんなものを作りましたよ、てな話。

アラサーちゃん。
ちょいとエロもありつつの、女心や男女関係のリアルを面白く表現するスタイルの四コママンガだ(ほか、一コマや1ページに数コマのものもあるけど。ちなみに絵もかなり好きなタイプだ)。
この時胃が反応をみせたのは、って四コママンガのオチを紹介するのも無粋なのだけど、「結局のところ色々と凝った料理よりも、冷蔵庫にあるものでさっと作った『肉を甘辛く煮て卵でとじたもの』の方が男の胃袋を掴むのだ」、という話である。

わー、そういうの食べたい、ただしここはこってりといきたいから親子丼以外でだな!と思ったのだから、掴むのは男心のみならず。
早速明日の弁当にでも作ろう。

さて肉は何があったっけ、と冷蔵庫を探れば、豚肉の小間切れを西京味噌に漬けておいたやつが出てきた。
甘辛味のベースとして合格だろう。
あとは思いつきでキャベツのざく切りも。
これらを合わせ、キャベツと卵で味が薄まる分を計算して、顆粒だし、みりん、醤油も入れてくつくつと煮る。
くたくたになったら、溶き卵を流し込む。

こうして出来たそれは、いかにも旨そうであるが、期待に漏れず。
ご飯ととても仲のよい味で、そういう意味では危険かもしれない。
また、キャベツがいい仕事しているんである。
すべてのエキスを吸い込み、くたくたになったそれを噛めば、旨味がじんわりと。
思いつきグッジョブだ。

色々書いたけれど、こりゃあ胃袋掴まれるってもんである。
彼女の洞察力に、感服しながら完食。
続編の刊行を願いながら、箸を置いたのだった。

最後に、「アラサーちゃん」ブログのリンクを貼っておきます。
『アラサーちゃん』
胃袋を動かされたのはこちらの作品。

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