三十路の食卓

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「手焼きホットケーキ」の妙

2010-11-29 10:52:58 | 食雑記
〈11月22日の食事〉
朝:キンピラとカッテージチーズのサンド(アルティザン・テラのバケット使用) フランボワーズのビスキュイ クノール・コーンスープ
昼:お弁当(玄米ご飯、鶏つくね、ほうれん草のごま和え、アスパラ豚巻、カボチャの煮物) 紅茶
夜:お弁当(玄米ご飯、明太卵焼き、野菜炒め、エビ団子) アロエヨーグルト・杏仁風味 野菜ジュース

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事務所のある飯田橋はビジネス街だから、従ってコーヒーチェーンがとても多い。
特に九段下方面に向かう道なんて、コーヒーチェーンとコーヒーチェーンの間に挟まれて、休み休み他業種店舗があるくらいだ。

それだけ軒並みコーヒーチェーンが続けば、他店との差異をどこではかるか、という話にもなる。
私はその中の一つが掲げる、「手焼きホットケーキ」が気になって止まないのである。

手焼きホットケーキ。
この店に入ったことはないが、「工場で成型して冷凍したものを、チンして出している訳じゃないんですよ。ホットケーキのタネを一枚ずつ、店の中で焼いているんですよ」ということなのだと思う。
タネまで各店舗で配合している訳じゃないから、「手作り」じゃなくて「手焼き」という文言が選ばれるのだと思う。
ハンドメイドを謳われると、それだけで美味そうな気配がするし。

というのは分かるのだけれど、「手焼き」という言葉に馴染みがなさすぎて、どうも腹の収まりが悪いのだ。
手焼きという字面を見て浮かぶ心象風景と言ったら、手のひらをすぼめてそこにタネを流し込んで、その手を火にくべて…ってないない。
勘弁してください。

まあもちろんそんな想像を働かせる私が悪趣味なだけなんだが、手焼きという変な言葉を駆使した挙げ句に、顧客を一人無くしたのは確かなのだ。
コーヒーチェーンもホットケーキも好きだし、素直に「美味しいホットケーキあります」と書けば行くのに、と思わずにはいられないのであった。

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