三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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こねて味噌 練り込んで味噌

2012-12-06 10:49:09 | パン侍
〈11月9日の食事〉
朝:味噌セーグルにチーズ(ゴントラン シェリエのパン使用) チャイ
昼:ホットドッグ カレーパン(いちげベーカリーで購入)
夜:クリーム玄米ブラン・キャラメル&フルーツ それだけじゃ足りなくて、絶対他に何か食べてる筈だ

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前回行ったときにはその存在に気付かず、あとで知って「そんな面白そうなものが!」と地団駄を踏んだ、ゴントラン シェリエの味噌セーグル。
ようやく対面を果たすことができた。
(尚、前回これに触れた時は「味噌カンパーニュ」と書いてしまいましたが、正しくはセーグルです。すみません)

フランス人シェフが日本に対して生んだ味、味噌を使ったパン。
どんなものかとワクワクしながら、まずはそのまま何も付けず、温めもせずにつまんだ。
しっとり瑞々しく、弾力があってとても美味しいパンである。
肝心の味噌フレイバーは、そこまで強く感じない。
言われてみればそうかもな、という案配であった。

それが思い切り変化を見せたのは、オーブンで温めた時。
温度が高くなるほど薫り立ち、香ばしいのだが、この匂いはパンというより、まさしく味噌!
今日の朝は珍しく和食だったっけ、なんの味噌汁?ととぼけたくなるほど、正真正銘味噌の香りなのである。

発酵食品同志は味の相性もいいというが、上に乗せたチーズとの相性がまたよろしい。
創作居酒屋では定番となりつつある味噌漬けチーズの味が、パンにおいても立証された形だ。

という訳で、そのまま食べてもかなり美味しいけれど、温めると尚いっそう楽しめる、味噌セーグル。
リピート必至の逸品である。

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