三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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恐るべし純白の米

2011-10-11 22:26:24 | いただきました。
<10月3日の食事>
朝:生姜焼きのサンド ブロッコリーとチーズのサンド(聖庵のフランスパン使用)梨 コーヒー
昼:お弁当(白米、豚の生姜焼き、ニラの卵焼き、ニンジンともやしのナムル風、サラダ)
夜:ほうれん草とチキンのカレー ナン チャイ @スルターン・飯田橋

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すこし前に、知人の出産祝いのお返しとして、白米をいただいたのだ。
桐の箱に入っていて、純和柄のふろしきに包まれていて…とたいそう立派な仕様で、襟を正したくなるような佇まいである。
ありがたく受け取り、姿勢を正していただいた。

この米が、美味かったのだ。
土鍋炊きなので美味いはずだという自負があるが、それにしたって美味い。
どれだけ美味いかって、これを食べた同居人が「美味しい!おかず食べるの忘れてこれだけ食べちゃった」と目をみはり、「あの白いご飯まだあるの?」とことあるごとに聞いてくるほどである。
「ウチの普段の米が不味いみたいじゃないか!」と、軽く嫉妬心を覚えましたよ…そう、我が家のは実家で採れたお米。
一昨年採れたものでしかも玄米というハンデあれど、こうなると胸中は複雑だ。

というか、白米って美味いんだなぁ、と今更ながらに思うのである。
ここ二年ほどはずっと家では玄米を炊いていて、その味に違和感はないし、これはこれでとても美味いと感じているにも関わらず。
玄米のパラパラ感はとてもいいものだが、白米のもっちりした食感には抗えない魅力がある。
そりゃあ昔の人だって、手間を惜しまず玄米を一升瓶に入れてひたすら突いて精米したさ…となんだか納得がいったのであった。
なんだろうか、青い鳥はすぐ傍にいたんだみたいな、一周回って元通りみたいな気付きは。

こうなると、頂き物を食べ終わらせたあとも白米を通常生活に導入したくなるわけで、そうなりゃもう一個米の箱を導入したいもんだが、ううむ予算が…
玄米は変わらず使っていきたいので、悩みどころなのであった。

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