三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

カフェインが翼以外のものを授ける

2012-08-24 11:29:05 | 学びました。
〈7月30日の食事〉
朝:バナナ フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、塩鮭、枝豆いり卵焼き、キンピラゴボウ)
夜:豆腐のグラタン @Organica /飯田橋

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ある日曜のこと。
夕方17時頃、休憩を兼ねて喫茶店でブラックコーヒーを頼んだ。
喫茶店を出たあと、程なくして発汗と動悸が止まらなくなった。
気分も悪い。
その時居た百貨店のソファに腰かけて落ち着かせながら、こうなった原因を考えていた。

コーヒーのせいではないかと思った。
前にも似たようなことが何度かあったのを思い出した。
うち一度は、徹夜作業をしながらコーヒーをマグカップ2杯、徹夜明けに栄養ドリンクを一本飲んだところ、腰が立たなくなって涙が止まらなくなった、なんてこともあったのだ。
カフェインが悪さをしているんじゃないのか。

気付くの遅いだろう、何年生きんてんだ、という意見もあろうが、毎度具合が悪くなるわけじゃないんですよ。
事実、毎朝コーヒー飲んでいても、それで気持ち悪くなることはないし。
体力をなくしていたり腹をすかしていたりするときに飲むと支障を来すことが多いが、それだって毎度ではないのだ。

悪条件が重なったときに、具合が悪くなることがある。
確率的には低いもんだが、すっかりコーヒーを飲むのが怖くなってしまった。
それでも朝は飲むのだけれど、頻度はぐぐっと減った。
一日一杯だけに留めて、あとは喫茶店などに入っても、ミルクティーやココア、ジュースなんかを頼んでいる。
以前なら考えられないことだ。

そんな折りにカルディで見つけたのは、こんなインスタントコーヒー。
カフェインを99.7%もカットしているらしい。
天啓とすら感じて、買ってみることにした。

飲んでみると、まごうかたなきコーヒーの味である。
物足りなさをまったく覚えなかった。
これが正解だ、と思った。

コーヒーのカフェインから覚醒作用をちゃんと受動できている人には、もしかしたら物足りないかもしれない。
けれど私は、そもそもコーヒーを飲んで目が覚めたことはないのであった。
それでも眠くなりたくないときにコーヒーを選んだのは、まじないみたいなもんである。
その他のタイミングで飲むのは、嗜好品としてなのだ。
そして、コーヒーを飲もうが眠ければ寝るし、仕事が終わらないときの緊迫感の方が勝る。
そんなことも浮き彫りになった。

このノンカフェインコーヒーは職場に置いていて、コーヒー味が欲しいときに飲んでいる。
自宅では相変わらず普通のコーヒーだが、今使っているものが切れたら、ノンカフェインに切り換えてもいいかな、と思っている。

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