三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

それは窓辺に置いたレモネード入りのグラスのような

2012-08-28 13:21:17 | パン侍
(8月2日の食事)
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、豚とニラの炒めもの、卵と野菜の炒めもの、ほうれん草としいたけのおひたし)
夜:トマトのチャバタ(イトキトで購入) レトルトカレー

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冷房の寒さにすっかりやられてしまったようだ。
ガクガクブルブル、頭がすごく痛い。
カーディガンを羽織っても、温かい飲み物をとっても改善しない。
従って、仕事の効率も上がらない。
見かねた上司より、帰りなさいの令。
ああ、仕事がそんなに立て込んでいなくて、そして話のわかる人が上司でよかった…。

そんな訳で、16時台には自宅の最寄り駅についたこの日。
寝てやるぞ、そうしてゆっくり休むんだ。
そして胃腸は快調だけど、寝て起きたらきっと夕食の用意は面倒だ。
よし、何か買って帰ろうかな。

思い付いたのはパン屋の『イトキト』である。
自宅と最寄り駅は一緒なのにも関わらず、自宅と駅のルートからは外れ、また営業時間に間に合って帰れることはほぼなかった。
だから、今までほとんど行けてなかったのである。
こういう時こそ、行くべきじゃないか。

ドアをからんと開ける。
レジに立つ女性の「こんにちは、いらっしゃいませ」という挨拶と笑顔に、清々しい気分になった。
どれもこれも美味しそうなパンに迷い、選抜したパンを差し出したときにも爽やかな笑顔。
私は飲食店に求めるものは、基本的には味とそれに見合う値段だけでよいと思っていたのだれど、素敵なお出迎えというのもこんなによいものなのかと。
こちらまで笑顔になって店を出た。

買ったのは、チャバタ(プレーン、トマト)と、オリーブのフーガス。
寝て起きて、トマトのチャバタにレトルトカレーを合わせていただいた。
トマトのかすかな酸味とパンの歯ごたえ、カレーの温かさが、体にじゅんと染み渡る。
今体に必要で、けど足りてなかったのはこれだ、としみじみ思う。
美味しかった。
体調もすっかり元通りだ。

このときは食べなかったけれど、オリーブのフーガスはこちら。



木の葉型の大きなパンにオリーブのペーストが織り込まれたもの。
トーストして食べたら、香ばしくて本当に美味しかった。

焦がれつつも行く機会に恵まれなかったイトキトに、行けて本当に良かった。
またこの美味しいパンと素敵な笑顔に会いに行こうと思う。

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