三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

温かさに炊きそう

2011-11-25 10:42:07 | 食日記
〈11月15日の食事〉
朝:えんツコ堂のベーグルに、おそらくカボチャとカッテージチーズのサラダをはさんでる フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:キッシュプレート(キッシュロレーヌ、バタートースト、にんじんサラダ、サラダ) コーヒー プチデザート チーズのタルト@キッシュとタルトの店 SEKI/飯田橋
夜:お弁当(玄米ご飯、鮭の塩麹漬け焼き、卵焼き、キンピラゴボウ)

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心が折れそうなとき、訳もなく悲しい気分の時、ひとが作った温かい料理を口にして、泣きそうになったことはありませんか。
私は、ある。
というかこの昼食がまさにそんな時で、温かいキッシュにフォークを刺し入れ、頬張った瞬間、何とも言えない感情が込み上げてきたのであった。

自分で作ったものでは味わえない。
誰かと楽しく、あるいはわいわいやるときの、ひとが作った料理でも味わえない。
一人きりでふらっと立ち寄った時に、不意討ちで表れる感情。

家庭的なものへ、飢えているんだろうか。
ご家族で経営してそうではあるのだが、別段私は距離を近しくしている訳でもなく、そこまでアットホーム感を感じていないはずなのに。

って、嫌なもんですねぇ、自己憐憫。
お前は可哀想ではないぞ。
最初に「泣きそう」と打つつもりが「炊きそう」と手が動いてしまい、何だよ炊きそうって、いつ何時もお前は飯のことばっかりか、と思ったことを最後に明記しておく。

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