こんな日が来るのかなぁと漠然と以前は考えていましたが、実際やってきました。
こっちにきた当初は帰任する人がうらやましい気持ちでした。
しばらくすると、こちらの仕事、生活に慣れてきました。すると帰任する人を見ても、うらやましい気持ちは消えていました。逆に日本に帰ると大変かなぁと感じました。
今回、帰任する当人となってみると気持ちは複雑です。
仕事はこっちのほうが勢いがあり面白いと思っています。
しかし、家族とは離れ離れの生活。
ここで帰国するのも、いいことでしょう。
しかもこんないい季節、春の盛りの綺麗な中国を見ながらなんてのは最高の設定です。
2008年にテレビで見た北京オリンピック、2010年に実際行った上海万博。一昨年の国慶節の軍事パレードのテレビ中継。物価上昇と賃上げ。増えた高級車、減ったポンコツ車。
この4年余りの間に中国が高度成長していく姿を実体験できたことは貴重です。
苦しいこと、辛いこともあったけど、楽しいことも沢山ありました。
そんなことも私にとって貴重な体験となりました。
酒も沢山飲みましたが、結果心と身体の健康を維持できたことは何よりのことと自分でも思っています。
自炊をしたこと、美味しい日本食にも出会えたことは、健康管理の面でもいいことだったでしょう。
わずか4年しかいないことで中国全体を語ることは出来ません。しかし、私の接した中国の人々のことは語ることが出来ます。ここで知り合えた日本の方々、中国の方々に感謝です。
さよなら中国。そして、ありがとう中国。