来年の春からも桃の木が元気であることを期待して、肥料を撒いています。
20kgの肥料袋を軽トラに積んで木の周りに撒いています。
数十袋やると、腰が疲れます。
いい実をつけるためには、いい木に・・という理屈はわかっても、実際は難しいです。
何をすれば、こういう結果になるかという繰り返しが農業の場合、一年に一度しかできないのです。
このまま暑いのが続いたらどうなるかと思っていたら、雨が降って助かります。
でも柿の実は、季節はずれに黄色いのが沢山あります。あと少ししたら落下してしまうことでしょう。
11月の収穫時期まで順調に成長して欲しいものですが、こればかりは天気しだいです。
高温障害か、水不足か・・・・今年のような晴天が続き、温度が高い場合、障害が起きても不思議ではないです。
柿の木が自らをコントロールして落果させているのかもしれないですねぇ。
5ヶ月ぶりに無錫を訪問した。無錫でお世話になった方々に会うこと、周辺のまだ訪問したことのない町への旅行が目的。
尖閣諸島の問題で様子がよろしくないことは承知していた上での旅行でしたが、実際現地に入って、現地の状況を聞くと中国側では今までにはない緊張状態であることが判明。
今までもたいした事なかったので、同様かと思えば、予想は裏切られた。
9/15から18の間、日本食街は軒並み臨時休業。9/14に隣の蘇州ではデモ隊に日本料理屋が破壊されたというニュースにはちょっとショックを受けた。
無錫の日本食街に足を踏み入れてみるとほとんどが臨時休業。店の入り口には「尖閣は中国」というスローガンと赤い国旗を大きく張り出しているところが多い。自衛のための措置でしょう。
目つきの悪い中国人(公安関係者?)がたむろしていたり、若い中国人が店の前の国旗やらスローガンをにこやかに撮影しているのを横目で見ながらスルー。ちょっとヤバイ雰囲気だった。
周辺に駐車している日本車の後ろには、「尖閣は中国領」との紙がついていた。
車のディーラーにも「尖閣は中国領」の大きな横断幕。日系の銀行は看板をシートで隠していた。カメラも持ち歩いていたが、撮影する勇気はなかった。
連日テレビでは北京の番組もローカル番組も尖閣の問題についての中国サイドの主張をトップで流している。
画像は尖閣の動画(おそらく日本側の撮影した画像で、中国人が見ると、中国側が撮影した画像と勘違いする・・・自国領土で中国が占有していると勘違いする)が流れ、その後には中国の陸海軍が発砲する演習画像、日本自衛隊が発砲する演習画像が流れる。
これを見ると、一触即発か?と誰もが思うでことでしょう。
さらにCCTVでは日本人が登場。東北大学の学生と、どこかの日中交流協会の人が出てきて、尖閣諸島は中国のものという中国の主張を支持するというようなキャプションが入って流れる。日本語が裏で流れているが、キャプションとは関係ない内容の可能性がある。
懐古主義のように昔の毛沢東時代のスローガンが市内にポスターがバス停などに数多く張ってある。
各企業は欧州向けの輸出が不振で生産が低迷しているようである。
残業が減り、出稼ぎ労働者には職にあぶれていたり、収入減。物価上昇が激しく、低所得者層は不満に満ちていることと想像。
外を歩いていて中国人の話す「日本」という言葉に聞き耳をたててしまうようなことは、今までにはなかった。
偶発的なトラブルを避けるように外出を控えたり、現地情報をパソコンで収集。
自分の身は自分で守るというのが原則です。
中国のテレビで連日、日本は不法に尖閣諸島を占拠しているという主張が繰り返されているのを見て、これを否定的に見る中国人はいないでしょう。
反日教育が行き届いていること、旧日本軍が悪者で登場するドラマがテレビで連日放送されていることを、日本にいる日本人は知らない人が多い。
中国は日本に対してこれからも恫喝的な態度をとることでしょう。
妥協的な態度は、かえって舐められることになります。
冷静に彼らの建前と本音を読み取る必要があります。
事なかれ主義は、間違った対応です。
なお、昨日無事、日本に戻ってきています。
雨がぜんぜん降りません。
いい天気が続いています。
これから収穫を迎える柿。来シーズンに向けての桃。両方とも水不足のままでは影響がでそうです。
昨日は天気予報では午後から雨。でも降らず。週間天気予報は雨マークなし。
しかたなく今朝は潅水ポンプで潅水作業をしました。
水路の水はたっぷり流れているので問題がないのが救いです。
先週、柿の消毒を終え、今日桃の消毒。これで今シーズンの薬剤散布(通称消毒)の作業は終わりです。
桃と柿をあわせた年間の噴霧器の使用回数は20回くらいになるのかもしれないです。
機械ものでは草刈機と噴霧器を一番使うのではないでしょうか。草刈と病害虫防除ということです。
次回は来年の早春の硫黄合剤ですが、しばらく散布はお休みです。