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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

みちのく七秘湯を巡るツアー旅 2015.6.21(日)~24(水) 6/10 乳頭温泉・鶴の湯

2015-07-09 17:21:16 | 旅日記

 三日目はみちのく七秘湯の5番目となる乳頭温泉は鶴の湯の立寄り湯から、宿出発はこの日も9時とゆっくりの時間で、ロビーで新聞などを読んで過ごすなどの余裕がある、参加者の年齢は我々よりも上の人が多いから、こういう詰め込み過ぎないツアーはいいのではと、それとこの七秘湯では乳頭温泉に入れるからと参加したという人もいたぐらいで、TVで紹介されることが多いというのは影響大ですなぁ。我々は今回で4度目となるが、大型観光バスで直接に行きつけるとはと、やや驚きはしましたが。

 玉川温泉からは南に山を降りて行って、田沢湖近くからはまた山道に入って行くという行程は時間的には余裕があるということで、途中では宝仙湖というダム湖で風景見物休憩をとることに、このツアーは只々温泉が主目的だから余裕をみた計画となっているようで、途中ではこういう予定外のことを組み込めるのがよかったような、こういう番外はこのあとも。ここまで流れてきている玉川は強酸性の温泉を処理はしているというが、流域の土は赤茶けて澄んだ水との対比が奇妙な感じ、田沢湖に注ぐわけだからやはり魚は棲まないという、でもダム湖での水は青緑となっていて風景としては美しいですね。

                   玉川温泉からの下りの山道から

                   玉川沿い、流れの手前の岸辺の土は赤茶色 

                   宝仙湖

                   玉川ダム

                   ダム側からの宝仙湖

                                  思いのほか落差がある大型ダム

 一旦は人里がある盆地にまで降りて田沢湖方面に、途中ではこれから登って行くという秋田駒ヶ岳が垣間見られた、乳頭温泉はこの山中に。

                   

 今回は田沢湖には立寄らずに山を登り始めて、田沢湖の湖面を背後にしつつ、以前にツアーで泊まったことがあるホテル山麓荘などがある田沢湖高原温泉郷を過ぎてしばらくまではまともな道だが、鶴の湯の看板がある脇道に入って行けばもう大型では擦れ違い出来ない細い道となって、大きなカーブではギリギリでバスはすり抜けたというような、この運転手さんは腕がいいと皆さんが拍手、一般道から鶴の湯までの道筋は誰かが交通状況を監視しているんでしょうか、ほかのバスとの対向車などに出会うことなくの往復でしたけど。

                      狭い道を大型バスが

 鶴の湯に最初に来たのはもう30年ぐらい前だったか、建物の前まで来て江戸時代にタイムスリップしたようなとビックリした記憶が、その当時は門の両側に2棟の茅葺の昔は殿さまの警護の家来達が宿泊したという囲炉裏のある長屋風の建物があったはずだが、20年ほど前の豪雪で1棟は潰され、昔からの茅葺長屋は1棟だけとなってしまったのは残念ですね。

                   鶴の湯には正面側からは見えない奥に宿泊棟が連なる

                      水車は自家発電機時代の電力不足の補充用だったとか

                      左右で異なる建物となってしまった、左が昔からの茅葺建物

 ここの温泉は白湯、黒湯の内風呂と、中の湯の内湯と混浴露天風呂に、露天風呂の中にある滝の湯という打たせ湯の4種類があって、それぞれ泉質が少しずつ異なる。女性専用のそれぞれの風呂もあるが、なんといっても混浴露天風呂が有名で、傷ついた鶴が癒していることで発見したことから命名の鶴の湯がこれなんだと。温泉は底から湧き出ていて、その近くは熱めだがそこ以外はぬるめの湯で長居できる、でもここに来たからには全部をハシゴ湯したいからと忙しくなってしまう、男連中は腰タオルで巡る輩も、人気の温泉で平日でもかなりの一般客がいたが、中にはアジア系の外国人がいて混浴やハシゴする裸姿にはビックリしていましたな。

                      外の休憩場所と正面向こう側が温泉で、間には小川が流れる

                      草叢の左手が有名な中の湯の混浴露天風呂の鶴の湯

                           宿のパンフレットより

                                   鶴の湯(中の湯)

                 

                                白湯                                   黒湯

 入口近くには秋田銘菓なるものを売る榮太郎という店の出張店があって、数量限定の生諸越というものを試食販売中、素朴なお菓子ながら美味しいと湯上りしたばかりの我々ツアーのグループが次々にお買上げとは、ツアーでこんなに売れ行きが良かったのは初めて見たが、僕は食べなかったから味の保証はできません。

                        

 滞在時間は1時間半ほど、本当は泊まりでユックリしたいところであった、場所が分かれている湯のハシゴでとにかく全部入るのに忙しかったものね、特に女性風呂は大変だったんじゃないかな。


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