７月もコストコには一回だけ買物に、もうじきずっと軽井沢に行ってしまうので食料品などは量があるものは買えないからワインがほとんどとなったが、最近はなるべく１０００円クラスをまじえて買うようにしていて、自分の好みに合う銘柄を探しています。コストコ乃ワインの値段は通常よりも安いはずのネットで調べても確かにもっと値引されているので、１０００円ちょっとクラスは一般の２０００円クラスとなっているはず、この値段のワインは当たり外れのバラツキが大きいから、試しに１本ずつ購入して家飲みで必ず二日間に分けて飲んでチェックするようにしているんです。
毎回コストコ到着は１１時半ぐらいにしていて、昼はバカ安のフリードリンク付きのホットドッグ、僕はハンバーガーは大昔に子供が小さかった頃に付き合って数回食べただけだからもう何十年も 口にしていないのに、ここではホットドッグとは我ながらオカシイとは思うものの、ほかのメニューも似たり寄ったりなのとボリュームがあるので、タマネギやキャベツやピクルスを多めにしてニクニクしくならないようにして、月に一回ぐらいならいいかと。
今回は１０００円クラスでは安いほうなのに美味しかったと買おうとしていたワインは品薄となっていた、皆さんもよく知っておられるますなぁと、このケースの中に残っていた２本をお買い上げ、コストコで売っているイスラエルワインでは一番安い銘柄です。
そういうわけで最近飲み比べたものをいくつか、１本だけは格安ものだがまずまずだったので、それ以外はすべて１０００円台のワイン、やはり僕の好みではあるが味わいがかなり違う、それも値段通りじゃないところが面白い、コストコはそれぞれが個性として値付けしているのかただ仕入価格差でなのか、僕は樽香でタルタルしているワインが好きなんです。以下に多少のコメントを入れて。
南アフリカのファン・ローファラン･ファミリーヴィンヤード･ブラックチェリー／カベルネ・シラーズ２０１３年は４７７円という安さで最初はただ果実味が濃いだけの普通のワインかと、アルコール１４％でも飲みやすいなぐらいの評価、それが二日目に飲んだらやや熟成風味に近いコクが出てきていた、これなら朝に抜栓しておいて飲むべきか、この値段なら上等です。
イタリアのブリッコ・アルソーレ／シラー2014年／オーガニックは８８８円はオーガニックらしい柔らかな味わいでバランスもよくて、香りも優しくて女性に好まれるかと、僕の好みのタルタルは感じられないのは物足りないが、それより翌日になったらコクというより雑味が増えたような、軽く飲めるうちに飲み切った方がいいのでは。
イスラエルのカーメルワイナリー･プライベートコレクション／カベルネ･メルロ２０１４年は１０６８円、アルコール１４.５％と高いが円やかな味で加えて樽香があって僕の好み、二日目も変わらない味でいい、コストコのイスラエルワインでは一番安いから品薄になるわけだ。
スペインのバロン･デ・レイ･ＶＥＮＥＡ／テンプラニーニョ２０１２年は１０９８円ながら文句なしに美味しい、これに華やかさが加われば特級ものになるほどかも、二日目は柔らかくなった分パワフルさは減ったような、でも味わいは大きくは変わらずで十分にコクがある僕の好みのワイン。
イスラエルのテパーバーグ･インプレッション／メルロ２０１４年は１１９８円、カラメル風の芳香で甘味のある濃い味ではあるが樽香や熟成感が無い若い強いワインという印象、もっと寝かせておけばよくなるかも、買ってすぐ飲むなら前記のイスラエルワインの方がいい。
コストコチリワインのポルタの上級品でカベルネ・ソーヴィニヨン／グランレゼルヴァ２０１４年１２５８円、下のランクの濃くて強めの味からどう変わるかと期待したら、思いのほか柔らかな味わいでおとなしくチリワインじゃないみたいな、二日目も変わりません、バランスはよくて飲みやすいが口に広がる果実味を期待したら物足りないかも。
チリワインのシエラ･バトゥコ･ローンライダー･プレミアムセレクション２０１１年は１４８８円が期間限定で３００円ＯＦＦだったので買ってみた、この下のランクでも美味しいと思うが二日目はヘタる傾向があった、これはよりシッカリした味わいと円やかさの両面があって確かにもっと上、二日目もやや味が濃くなったがイヤミはなくて悪くはなく好感触。
フランス･ボルドー･オーメドックのシャトー･セネジャック２０１１年は１５４８円、ニューワールドに比べると地味な味わいとなるのは仕方がないが最初は開かなくて、でも味わいのバランスは僕の好みの範疇には入るかなと、二日目はまずまずの味が出てきてボルドーらしい感じに、でもパワーという点では物足りなさは残る。値段からはやはりフランス物は高めですね、
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