ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢の庭と周辺に5月下旬に咲く花たち 2/2

2014-06-01 18:15:22 | 園芸・花・山野草

 前回に続いて軽井沢の5月下旬の草花をいくつか、周辺の花についてはスミレ類はもうほぼ終わっていて、野生種の花は少ない時期となっているようで目立つのはタンポポぐらい、ギボウシなどはこの時期になってやっと芽吹いてきたところ、夏場の花との中間を埋める6月のアヤメなどの草花もまだ花芽を出す前の段階のようだ。冒頭写真は日当たりがいいから芝生にしている庭の中央部分で、西洋芝のタネを蒔いて目土を入れたところ、こうしておけば早目に雑草取りをしようという気になるから、草ボウボウの事態を免れることになっているのです。

 小さい苗やばら撒いた種などからやっと成長してきたオダマキは、昨年は一株に少し咲いただけだったものが、今年は数株にいくつかの花を咲かせてくれるようになった。ヤマオダマキの花はもっと遅い時期に咲くはずだが、ミヤマオダマキの園芸種仲間や初めてのフウリンオダマキなどがこの時期に咲いていて、山野草は気長に待ってやっと花を付けるものが多くて、それだけに咲いてくれると嬉しいものだ。

                           ミヤマオダマキ系

                             別のもう少し小さい株

           下向きに咲フウリンオダマキ

 ジエビネは数株が伸びてきていてこの一株が一番早く咲きだしたところ、隣の小さい方は葉の中で小さな蕾が成長中である。エビネは品種改良で見事な花を咲かせるものがあるが、このジエビネは名前通りに素朴な地味な色の花を咲かせるだけ、でも地植えでもかなり丈夫なようだ。

                           右の株は小さな蕾が中に

 木陰で育つルリソウも種で少しずつ増えてきている、植物園ではかなり咲いていたが我が山荘ではこの一株の一輪が咲き出したばかり。雑草と間違えそうな葉で、芽吹いたときに間違って抜かないように注意する必要があるんですよ。

                         まず一輪だけが咲いたばかり

 チョウジソウは植物園ではもう咲いていたがこちらではまだ蕾の段階、これは青い花の形が丁という字に似ているからこの名があるという。これらは植物園では群落となっていたから、あまり増えるようだったら間引いていかないといけないかも。

                              

 ヒメサユリは二度ほど1年でダメになってしまってこれは三代目、一昨年に植えて昨年は花は付けなかったが、足掛け3年目でやっと蕾が、本体に比べて大きな蕾で咲くところを見たかったが、ついに帰るまでには開いてくれなかった。

                            

 あまりに繁茂してくるからと道路側に植えているセイヨウジュウニヒトエの青い花が各所に、その場所に自生している白い花はフランスギクというらしい、花はマーガレットに似ているが葉は全く違う、マーガレットが育たない寒冷地の軽井沢では寒い地域に適応しているらしく各所で増えている。

                                手前ジュウニヒトエ

 山荘の庭にも育ってはいるが周辺に群生地があって、そちらではかなりの株に花が見られたのがベニバナイチヤクソウ、またマイヅルソウも群生地のほうでは蕾がいくつかに出てきていた。

                                        ベニバナイチヤクソウは咲き始め

                         マイヅルソウ

 最後は庭の樹木の花ではヤマツツジだけが、やや黄味がかった薄い紅に色付く花は、ツツジの中では一番楚々とした風情があると思うがどうだろう、この種類は枝の先端だけに葉が付いているのが特徴だ。

                      まだ蕾の方が多いが


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