ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

信州山小屋の大震災後の様子を見ながらダムに沈むはず?の川原湯に 第二日目桐生(最終)

2011-04-13 14:14:06 | 旅日記

 旅館の主人に桐生までは北関東自動車道が繋がった高速と一般道のどちらがいいかと訊いたら、高速は大回りで一般道でもそんなには変わらないだろうと言うのでナビは一般道にセットして向かう。女房が昼は有隣館の目の前にあるレストランで食べたいというので、それだと開店直後に入らないと満席になる恐れがあると、只ひたすらに桐生中心部を目指す。
 桐生では毎月第二土曜日には天満宮骨董市、トポス楽市蓙座、買場紗綾市の三つが開催され賑わうのだ。その買場紗綾市用の駐車場に11時半に入ったらもう満車直前であった。駐車料金は500円であるが券をもらって、これが金券となって買場紗綾市での買い物に使えるからいいと思う。
 まずは最初に食事と目指すレストラン、ファンベック・マサミに行ったらまだ席が空いている、やはり皆さん自粛しているからでしょうかね。向いの有隣館には貼紙があって今回の地震で被害を受けて閉館中だと、通りに面したレンガ倉庫には一部に足場が架かり、屋根にはブルーシートがあるから、これは屋根瓦がかなり落ちてしまったようだ。桐生は群馬県でも一番栃木県に近いからかなり揺れたらしいが、商店街の催しを中止しなかったのはご立派。

                      有隣館は修理中
 ファンベック・マサミのランチは1200円から、その定番メニューは豚バラ肉と鶏肉の2種類でそれぞれを注文、スープはプラス200円でポタージュからオニオングラタンスープに代えてもらう。料理は最初のグループが5組であったが一気に全席に出てくるから、最初に入店した人は食べ終わるまで1時間はかかったでしょう、食べてすぐに席を立つ我々でも50分ほどとユックリペースであったからあとが忙しい。

      

           ファンベック・マサミは3軒の向かって一番右側の店                       ランチメニュー

     

              サラダ                      オニオングラタンスープ                 パン

      

                若鶏もも肉のソテー                                豚ばら肉のグリエ

                                                  濃いコーヒー
 というのもここの三つの市の開催時間がどれも午後3時までとなっているから、全部を見て回るとなると急がないといけないことになってしまうのだ。まずは本町通りの両側歩道に並ぶ青空市のトポス楽市蓙座(冒頭写真も下の写真の反対側の様子)から見て回る。こちらも骨董を並べる業者が多くて、軽井沢の窓に嵌め込んだステンドグラスはここで大昔に買ったものだ。こちらでは古銭を並べる業者がいくつかあって、女房のアイヌ刺繍教室で次回に古銭があればと言われたとかで、6枚を500円というのでほかの人の分もとお買い上げ、こういうのは横浜アリーナなどより安いのです。

          トポス楽市蓙座は本町通りの両側で

 次は天満宮まで歩く途中の脇道に織物の町だから繊維業者を主体とする地元の人達が露店を並べ、衣類や雑貨にジャンクフードなども売っている買場紗綾市に立寄る。ここで500円の金券を使って買ったのはたまたま金魚やヒメダカを売っていたから、冬が過ぎて庭の火鉢水槽にそろそろ補充しないとと思っていてちょうど良かった。ここではカラクリ人形芝居のミニ舞台があって、忠臣蔵の赤穂浪士討ち入り場面をやっていて、本来なら有隣館でこの日に無料で演じられるのだが、震災で閉館中だから町の有志で規模を縮小しながらもやっているのはエライぞと。

        正面が買場紗綾市会場

        

                 金魚売りが安い                            臨時カラクリ舞台での上演
 最後に回ったのが桐生天満宮骨董市で、こちらはかなりの業者が集まる大きな青空骨董市、民具などを扱う業者がほかより多いと思われるが、ここでも以前に変なものを見つけ出し横浜や軽井沢で面白おかしく使っているのだ。早々と品物を片付け始めた業者がいる中を急ぎ足で会場を一周、今回は僕はコレというものがなくて、女房はアイヌ刺子用にと継ぎはぎの藍染古布を一枚だけ購入していた。

       

                         桐生天満宮骨董市                             藍染古布継接ぎ

 駐車場への帰り道でも草木染や織の体験工房を覗いて、帯芯だという木綿生地が刺子用にいいからと買っていて、今回は女房だけのお買い物の旅となったから、十分満足したことでしょう。これに味を占めて川原湯温泉3000円割引券を利用してまた同じコースで来ようかと言うから、その際はもっと早めに宿を出てくることにしないとね。 

        

                           草木染と織の体験工房                             帯芯の古布
 我が家へは北関東自動車道から関越を走って帰ってきたら6時過ぎには横浜に帰還、以前に東北道とR50というコースに比べたら桐生が近くなった気がする、少なくとも首都高で渋滞しないのがいいから行き易くなったものだ。その最後に立寄った三芳PAでは暖房便座の電源は切れていたそうで、PAによって節電状況が違うのはどういう指示が出されているのか、それとも個々の判断でというのか理解に苦しむね。


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