ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢山荘の庭、6月前半の花

2020-06-19 12:30:00 | 園芸・花・山野草

 6月前半の山荘の庭では撮影できた山野草の花の種類はソコソコあるのですが、それぞれの数は少ないものが多いのと、小さな花が多くて一見するとあまり目立ちません、それとは別に周辺では自生のアヤメやフランスギクは目立ちます、冒頭写真はそれらを摘み取ってきて横浜の我家で飾ったものです。

 近くで見られたアヤメの小さな群生です、車で走っていると農家の庭でこれよりも色の濃いアヤメの群落を見かけますがそれらは園芸種じゃないかなと、これは雑草の中から頭を出して自生していて、在来のものじゃないでしょうか。

                   

 フランスギクは各所で繁茂しています、マーガレットみたいですがそちらは寒さには弱く、こちらは寒冷地で繁殖していて北海道やここ信州で多くみられるそうです。

                 

 次からは我が山荘の庭に咲いている花やまだ蕾のものたちです、その最初は前回からまだ咲き残っていたサクラソウです、咲くのが周辺よりも遅かったからまだ一部が残っていました。

                    

 キバナイカリソウも一株だけに花が残っていて、これは昨年に株分けして植え替えたものでまだ株は小さい。

                   

 バイカイカリソウも少しだけ花が残っておりました。

                  

 樹木ですがヤマツツジは我々がいない間に咲き始め、早くも散ってきていて、少しだけ残った花が見られました。

                      

 今回咲いたところが見られたものではヒメサユリが一番華やか、もう一株あったけれどそちらは残念ながら今年は出てきていません。

                   

 シャガも一株だけが咲いていたものの、これももう最終段階ですね、いくつかは散っていてあと一つだけ蕾が残っていましたが。

                    

 同じシャガでもこちらは小さいヒメシャガですが、やっと今年はいっぱい花が咲きました、株が増えたのでこのあと株分けして一部を別の場所に植え替えました。

                  

 ミヤコワスレは半日陰のほうがいいということで、この場所にしたら毎年咲いてくれるようになりましたが、肥料をやっていなかったのでややかぼそくなったような、今回は油粕を撒いてやりましたがこれで良かったのかな。

                   

 ジエビネはいくつか芽吹いているのですが二株だけに花が、どちらも横浜のものより花数が少なくて貧弱ですね。

                         

 庭と周辺で自生しているギンランが各所で、これにキンランも加わってくれたら嬉しいけれどそちらはありませんが、どちらも土中の微生物と共生しているそうで、別の土地に移植は不可と聞きました。

             

 小さな樹木みたいな形状の植物で探さないと見つけられないぐらいのサイズ、花も地味なこの植物はウメガサソウです、これも庭に自生しているものですが草本だそうです。

                   

 このスズランも自生していたものです、園芸種で見られるものよりも花の数が少ないですね。

                      

 これはナルコユリじゃなくてアマドコロです、茎を触ると角ばっていて稜線がありますがナルコユリは丸くてスベスベしていますから、これも庭に自生していたもの。

                         

 庭では一部だけ乾燥気味の場所があって、セキショウ類なら大丈夫かなと植えてみたイワセキショウが初めて咲きました。

                     

 雑草に代わってグランドカバーにいいかなと植えたタツナミソウが繁茂しすぎるぐらいに、紫と白の花があります、今後は適度に間引きながらと考えています。

                  

                  

 周辺で繁茂していたマイヅルソウを庭にも植えたら、これも各所に勢力を伸ばしてきています、これはタツナミソウ同様にグランドカバーにはいいのと、より管理しやすい感じなのがいい。同じ場所ではアカバナイチヤクソウもあって、庭にもいくつか出ているのですが、花時期も同じなのに今年は全く花が見られませんでした。

                

 フタリシズカは植えた記憶は無くて、何処かから侵入してきたものだと思いますが、ヒトリシズカより大きくて花も一ヶ月遅れて咲きだしています。

                   

 外来種の園芸種らしいヒメカッコウセンノウは、見た目は弱弱しいのに丈夫なようで、3年ほどで株が増えて花もいくつか咲きだしました、これもピンクと白の花があります。

                          

                  

 これも周辺から侵入していくつか自生しているカルイザワテンナンショウ、この地で見つかった種類だそうで、マムシグサを小ぶりにしたような感じの植物です、秋には赤い実を付けます。

                     

 カルイザワテンナンショウに似ていますが、こちらはコウライテンナンショウだと思います、これも自生しているものですが、やはり周辺でもよく見かけます。

                    

 ギョウジャニンニクの花を初めて見ました、庭には数株あるのですがまだ食べたことはなくて、一株だけで茎を伸ばして来たらやっと花が、ネギボウズみたいですね。

                          

 エンレイソウには蕾が、シラネアオイの実はもう爆ぜてしまっていました、しかし種でドンドン増えることはないみたい、両者ともに発芽率が悪いのかな。

                  

 最後は当方の庭ではまだ蕾のままの植物です、一つは周辺では咲き誇っていたアヤメですが、こちらの庭ではやはり日差しが影響していると思われます。

                         

 もう一つはラン科の植物のクモキリソウです、こちらは半日陰が適しているのか庭でもかなり増えてきていて各所に、その中では花茎を伸ばしているものやこれからというものも、咲くのは6月末ぐらいからでしょうか、ラン科といっても花自体は小さいのと色は緑で目立たず地味です。

                       


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