毎年お馴染みの軽井沢蚤の市が今年も8月を通して開催中ということで、6日の午前中に何事やあるかと小一時間ばかり覗いてきた。10時の開始直後の平日ということもあったが閑散としていて、それに初日からは一週間近く経つというのにまだ品物を並べているような店もあって、こんなことでは景気はどうだいと訊いたら、開催初日の1日には多くの客があったという返事であったが本当かいな。
毎年続けての出店者は半分未満であったが今年は入れ替わりがやや多いみたい、僕が知る限りずっと来ていた金沢の業者は今年は姿が見えなかった、品物は良かったがどれも高かったからねぇ。骨董屋の世界でも不景気が続いているようで、バブル期の値段からは相当に安くなっているのは売れていない証拠、今は本当にいいものか激安ものでないと捌けないらしい。
館内の廊下にも品物を並べて、両側の部屋に店が
一番奥の大部屋には数業者が
今回は特にめぼしいものは見当たらず、昨年買ったきじ車みたいな安い民芸玩具などちょっとした隙間に置く飾りにいいものぐらいなら買ってもいいかと思っていたがそれも無し、僕は全く買う気はなかったのだが、女房が無垢材の丸いサイドテーブルにやや御執心みたいで、値札の半額ぐらいなら買って山荘の居間の二人の椅子のあいだに置きたいと、今は火鉢の上に角盆を乗せて使っているんだけど低すぎるなんて贅沢を言う。僕が半値の五割引にしろなんて最初に茶々を入れておいたからか、女房が半値ぐらいの指値を示したらアッサリOKの返事、こういうものは売れ残って持ち帰るのもお荷物なものだから早く売りたいはず、もっと値切れたかもしれないね。
しかしこれを置いて使ってみたら、椅子にデングリ返ってワインなど飲みながらTV観戦するのに具合がよろしい高さである、これは女房から僕へのプレゼントですな。
サイドテーブルの前には火鉢を借用していたが