
東急ハーヴェストクラブの宿泊施設には貰った分が何枚かあるからと昨年からいろいろなところに行っておりますが、今回はできてからまだ間もないという熱海は伊豆山の施設に、冬場は雪が心配だから積雪には無縁なという観光地を選ぶこととなりますが、熱海周辺というのはもう何年も通り過ぎるだけだったので、最近はまた人気回復というからどんなだろうと期待して。
熱海は我が家からは近いからとゆっくりと出発し、小田原厚木道路経由で熱海まで直行することに、天気はよくて富士山を眺めつつ午前中に順調余裕で到着して、さて熱海ではどこを観光しようかと、直前に紅葉もいいとTVでやっていたのを思い出し、梅ではあまりにも有名なのに訪れたことがなかった熱海梅園に初めて行ってみた。有料の駐車場まで来てみたらもう満車状態、すぐ前の車からは別の場所に向かうようにと指示されたすぐ近くの駐車場は無料ということでしたよ。
梅園は思いのほか広いんですね、南斜面を利用して梅だけでなくいろいろな樹木が植えられているのと、渓流や岩場などの地形を上手に浸かって変化に富んだ庭園を造っています、当然に紅葉落葉樹も多くてそれが見頃となっておりました、梅のほかにはツツジ類も多かったからその花の時期もよさそうですね。
無料だった駐車場側から梅園を望む
夫婦松だそうだ
梅園の由来などが書かれていた
熱海梅園のMAP、いろいろな施設もあるんですね
渓流もあった紅葉が映える
見頃でした
ワサビの葉のようです
岩窟の通路から
韓国庭園
ボケがもう咲いていました
中山晋平記念館
午前中に梅園の見物を済ましてしまいまだ時間がかなりあるからと修善寺にも足を延ばすことに。ナビに従って走ったのは初めての熱函道路、一山超えてからの道ではまたも富士山が見事な姿を見せてくれていました、こちら方面は冬場なら見える確率が高いはずですね、大きな姿が印象的でした。
峠越えして降りてくれば函南町で、市街地に入ってきてすぐのところで陸茶房という中華料理店の看板を見つけ、この店の名前は以前に何かで聞いたことがあると、兵馬俑の兵士の像などを道路側に並べてこんな場所で大げさなとやや驚きつつも、ちょうど昼時だからと食べていくことに。
店内から兵馬俑が見える
ランチではランチプレートと陸茶プレートというのがあってそれぞれ一つずつを、料理内容は定番のエビチリと肉野菜炒めとなっていたが、前者は鶏肉で後者は牛肉で味付けも違っています、どちらも美味しいですが牛のほうがコクがある感じでお値段通り、僕が食べた陸茶プレートにはライチが付いていたがこれは無くてもいいです、果物なら日本のもののほうがいいんじゃないかな。ランチには麺類などの一品料理もあったがこのセットものがお徳のようです。
陸茶プレート1500円
ランチプレート1000円
函南からは韮山、大仁と抜けて行く道も紅葉の見ごろ、狩野川沿いまで来れば修禅寺はもうすぐです。
伊豆は紅葉真っ盛り
狩野川
修善寺はかなりの人出で賑わっていてやはり紅葉目当てかなと、まず修禅寺まで歩いていったらこの時期だけは裏庭の拝観ができるそうで、それではと中に進んでいったらこれが立派な回遊式庭園でした、ツツジ類も多いからその時期はとあとで聞いたら、この紅葉限定の年に一回だけの開放だそうです、これもあって賑わっていたのかな。
修善寺の案内看板
修善寺中心部へ
修禅寺
境内
鐘楼
裏の庭園に、拝観料は200円
ツツジ類も多いので花の時期はいいだろうに
リンドウが各所に
そのあとは竹林の小径などを巡っての定番散策コースを歩いて、竹の緑とカエデの赤や黄に渓流美も、そして古風な宿の建物というのは風情があって、修善寺は温泉地としてはやはり一級のものを持っていますね。
竹林の小径
渓流沿いの紅葉と古風な宿と
独鈷の湯は今は足湯に
駐車場所に戻っていく際には温泉街のいくつかを覗きつつ、ここでも面白い店などが散見されましたよ。
日枝神社にも巨木が
生村民藝店という骨董屋、愛想がいい若い女性店員が応対してくれます
布袋と随身像の土人形は持っていなかったので、いずれも安いものばかりを、小皿は今年は正式な金継を習おうかとその練習用に欠けたものを
店名はこめやだが干しシイタケの専門店
熱海への帰り道は往きとは違った道をナビが教えて、山伏峠というところを越えて宇佐美に出てくる道で、ここでも紅葉がきれいでした。
山伏峠を越える道でも