ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

瀬戸の行灯皿は侘び寂びの飾りに

2009-09-02 08:48:12 | 工芸絵画骨董

 伊万里などの磁器物に対して瀬戸美濃の土物は暖かみがあって、古いものには侘び寂びも感じられて好きな焼物、多治見の陶器市などでは織部や黄瀬戸の新しいものもいくつか買っているが使って味が出てくると皆さんおっしゃる。

 昨日の黄瀬戸風鉄絵の蕎麦猪口と比べてみて欲しいのがこの行灯油皿、こちらの鉄絵も見事な勢いのあるものでこれだけ風格も感じられるものは多くは見かけないようだ。この全体の雰囲気が昨日の蕎麦猪口とよく似ていると思うのだが。

 これは小布施の山野草と骨董の店、やましち山野草店で見つけて即買ってしまった。見た目でも柔らかそうな焼物だし、昔は日々に使っていただろうから無傷なものはあまりなく、これも多少のヒビ割れがあるのはやむをえない。

 器として使うというより和室や和箪笥の上になどに飾るのに適していて、隣に草花など活けた竹籠を並べるといいよね。


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