朝の犬との散歩の途中で昨日までは今一つ富士山は見えなかったのが、今朝は昨日来の風も止んで冷え込みが厳しくなり、こうなると遥か西の方向に真っ白に雪化粧した霊峰が姿を現してくれて、思わずこれは撮影しておかないととデジカメでズーム倍率を変えて写してみた。
冒頭写真はシーンポジション(SP)を風景にセットしてデジタルズーム48倍ぐらいで撮影したもの、光学ズームに比べて画質が落ちるというが、このくらいまでの倍率であれば大きく引き伸ばさないなら問題なさそうだ。
以下に左側にはSP風景モードの等倍と光学ズーム15倍を、右にはEXRモードの光学ズーム5倍ぐらいと15倍の写真を並べてみた。
SP等倍 EXR5倍
SP15倍 EXR15倍
こういうハッキリとシーンが判別できる被写体だとEXRもシーンポジションのどちらのモードでもそんなには違いはないみたい、でも遠景の特別な被写体を写すとなるとある程度ズームを使ってそれを狙わないとよく映らないのは確かだ。
帰り道ではハトやスズメが道端で何かを啄んでいて、君たちもお正月のご馳走のオコボレに与かっているのかなとズームを使ってパチリと、我家に帰ってきたら窓からすぐの裏庭側のサザンカの花にメジロが来ていて、それも2倍ぐらいのズームで写したのだが、その間コチラに気付かなかったのか逃げないで可愛いもんだね。ズームを使うと驚かさないように少し遠くから写せるから、こういうあまり動かないでいる時の生き物ならバッチリと写真が撮れる。
ハト
スズメ
メジロ
この正月は最初から我家では水道蛇口から漏水したり、横浜でも震度4の地震があって庭の木がかなり揺れるのを目撃したりして、今年はどうなっちゃうのかと心配から始まったけど、こういう風景に出会うと何をクヨクヨと煩わされるのか自然体で堂々と生きなさいと言われるような気がするね。
そのあとも居間正面の窓辺の庭にスズメ軍団やメジロのつがいが訪れてくれて、みんなで平和に生きようねと、窓辺や庭木に餌を置いてやっているのですよ。
窓辺網戸外のパン屑を狙うスズメたち ミカンにはメジロ、時にパンにもやってくる
話は変って3月11日の東日本大震災の直前にカラスが居なくなって、震災の後にまた戻ってくるまでの間ハトが多く集まってきて糞害が激しかったという話を聞いたんだけど、我々はカラスが居なくなったというのは気が付かなくて本当かなと。これはマンションなどを管理している会社の人が話していたということだが、このことに気づかれた方はおられますか。もし本当なら彼らには何らかの天変地異に対する予兆能力があるということになる。