昨夜は寝るのがが早かったから朝は5時前には眼が覚め、温泉宿でのいつも通りに朝風呂に入る。温泉はなにがしら効用があるもので、昨日よく歩いて足裏がやや痛かったのに昨晩の温泉が効いたかもうなんともないではないか。
朝風呂には2回も入ってから少しばかり休憩した7時半に朝食バイキングがスタート。朝のメニューは日本旅館のバイキングならどこでも見られる和洋の品がそれぞれまとめられて並ぶ。品数は昨晩と同じスペースに同様に並ぶからかなりのもの、少しずつを心掛けて取ってきてもかなりのボリュームになる。和食中心にしたのだがまたも食べ過ぎ、でもそれを朝は多くてもいいんだと言い訳している僕。焼魚が鮭と鰯の2種類あったのは嬉しい、和食中心だと塩分だけ気をつければ健康的なもの、これで適度な量で我慢できたら湯治の基本に適うのになぁ。
朝からこんなに食べちゃった
二日目は一般道をかなり走ることになるから9時には宿を出る。この日も好天気に恵まれ
、一気に会津に行く前に飯坂温泉近くにも花の名所花ももの里があるというのでその辺りにも立寄ってみた。宇都宮大学の教授の指導で民有地を借りて植樹したというが何の変哲も無い場所で、今が紅白の花の満開なのに県外ナンバー車が数台だけ、周りの景色もなかなかよろしいのだがまだマイナーな観光地だ。そこからもっと上のほうにまとまって桜が見え、舘ノ山公園があるとナビが示すのでそちらにも回ってみたが、こちらは鎌倉時代から続く城跡らしく周囲の眺望が利いていかにも砦というロケーション、周囲に咲く桜越しに中央山地の山並みが美しく、福島辺りも冬場を避ければ風光明媚な土地柄なんだね。
花ももの里は満開 舘ノ山公園からは桜越しに連峰が
ナビで指示するフルーツライン経由で桃の花真っ盛りを愛でながら、すぐにそれと分かる吾妻小富士を眺めつつ、途中JA吾妻の農産物直売所併設の観光ステーションにだけ立ち寄り、まもなくR155に出る。ここから土湯峠に向かう下は桜、登ってもっと北方の雪の山並みが後ろ側に遠望でき道の駅つちゆ辺りに来たら風が寒いし残り雪も、長いトンネルを抜ければ道路脇はまだかなりの雪景色、先週の季節はずれの首都圏の雪では会津はものすごい降り方だったのだろう。
道の駅つちゆから吾妻連峰を、吾妻小富士が 峠を越え会津盆地に入れば磐梯山
下って中ノ沢温泉入口近くの農産物直売小屋辺りでは雪はもう少なく、店を開けているところもチラホラ、でも桜は全く咲いていない。桜は猪苗代まで下ってもまだ蕾のみ、これは鶴ケ城の桜はまだだろうねと女房と話しながら会津若松市内に入れば3~4分咲き状態。それが昼を食べようと市街中心部にたどり着けば、お城近くの街路の桜(冒頭写真)はもう満開に近くなっているではないか。
12時半で駐車場が空いているか心配したいつもの洋食の葡萄屋は幸いに店前にスンナリと駐車できた。昨日はまともな昼がとれなかったが、この日はボリュームのあるランチをと、ランチの定食はほぼいつも同じらしく3種類、女房は朝が多かったから御飯よりパンとボルシチを、僕はまだビーフカレーを食べていなかったから注文。他の地元客らしき老人は定食じゃなくて単品メニューを頼んでいたようだから、そういう選択も次回はあるなと。ボルシチは野菜いっぱい、そこには入っている柔らかく煮込んだ牛肉をもっと多く仕込んだカレーは欧風カレー、ビーフの名とおりにこれを主に食べるものでカレーの辛味は控え目となっていた。ここはちょっと分かりにくい場所にひっそりとあるから、ほとんどが地元客ばかり、ちょっと穴場の店じゃないかな。
葡萄屋のビーフカレーとボルシチのランチセット
その後は店からすぐの鶴ケ城の駐車場に停めて桜見物、この日は地元TV局の取材をしていて夜のニュース番組でやっと満開になったと放映していた通り城内は桜がこんなにあったのかと驚くばかりに咲き揃う。平日の月曜日でも皆さんシートを敷いて宴会、ここ会津では梅と桜が同時に咲いていて、これに桃が加わったらそれこそこちらが三春ということになる、でも花桃は植えていないようだね。ちょうど城郭の補修工事に入ったようで仮囲いと足場組の工事が進んでいて、役所も桜が終っての工事開始を指示できなかったのかと、気配りがないねぇ。ここも1時間ほどの見物で七日町あたりの散策時間に急いで回る。
平日昼間はさすがに酒は遠慮しているのかな 観光写真スポットから
梅と桜が同時に咲いて 濠側の桜もきれい
七日町近く田楽の満田屋の先にある観光無料駐車場に停めて店を覗きながら歩くことに、七日町周辺は旧き城下町会津の良さを扱う店を観光の目玉に集めて売り出し、今も店が増えつつある場所で、この日も観光客グループが何組かそぞろ歩きしているのに出会う。ここには女房のお気に入りの店がいくつかあって、古布の笑美、会津木綿細工のもめん絲、会津盆地の物産セレクト品を置く七日町カフェなどを巡る。笑美では女房が着ていたチョッキを見て、女主人が自分が作ったとすぐ分かったようで、どうも有難うございますと。もめん絲ではいつ来ても新しいグッズがあるから参考になると、この日も見本にと二つばかり買っていた。そんなそぞろ歩きもあっという間に本日の宿がある旧舘岩村の山奥にある木賊温泉に向わなければという時間が来てしまった。もっと時間があればという女房に、昨日みたいに昼を我慢すればもっとここに居られたのにねとちょっと皮肉を、また秋に会津から山形には来るだろうからね。
七日町で面白い看板が 古布をリメイクする笑美
朝風呂には2回も入ってから少しばかり休憩した7時半に朝食バイキングがスタート。朝のメニューは日本旅館のバイキングならどこでも見られる和洋の品がそれぞれまとめられて並ぶ。品数は昨晩と同じスペースに同様に並ぶからかなりのもの、少しずつを心掛けて取ってきてもかなりのボリュームになる。和食中心にしたのだがまたも食べ過ぎ、でもそれを朝は多くてもいいんだと言い訳している僕。焼魚が鮭と鰯の2種類あったのは嬉しい、和食中心だと塩分だけ気をつければ健康的なもの、これで適度な量で我慢できたら湯治の基本に適うのになぁ。
朝からこんなに食べちゃった
二日目は一般道をかなり走ることになるから9時には宿を出る。この日も好天気に恵まれ
、一気に会津に行く前に飯坂温泉近くにも花の名所花ももの里があるというのでその辺りにも立寄ってみた。宇都宮大学の教授の指導で民有地を借りて植樹したというが何の変哲も無い場所で、今が紅白の花の満開なのに県外ナンバー車が数台だけ、周りの景色もなかなかよろしいのだがまだマイナーな観光地だ。そこからもっと上のほうにまとまって桜が見え、舘ノ山公園があるとナビが示すのでそちらにも回ってみたが、こちらは鎌倉時代から続く城跡らしく周囲の眺望が利いていかにも砦というロケーション、周囲に咲く桜越しに中央山地の山並みが美しく、福島辺りも冬場を避ければ風光明媚な土地柄なんだね。
花ももの里は満開 舘ノ山公園からは桜越しに連峰が
ナビで指示するフルーツライン経由で桃の花真っ盛りを愛でながら、すぐにそれと分かる吾妻小富士を眺めつつ、途中JA吾妻の農産物直売所併設の観光ステーションにだけ立ち寄り、まもなくR155に出る。ここから土湯峠に向かう下は桜、登ってもっと北方の雪の山並みが後ろ側に遠望でき道の駅つちゆ辺りに来たら風が寒いし残り雪も、長いトンネルを抜ければ道路脇はまだかなりの雪景色、先週の季節はずれの首都圏の雪では会津はものすごい降り方だったのだろう。
道の駅つちゆから吾妻連峰を、吾妻小富士が 峠を越え会津盆地に入れば磐梯山
下って中ノ沢温泉入口近くの農産物直売小屋辺りでは雪はもう少なく、店を開けているところもチラホラ、でも桜は全く咲いていない。桜は猪苗代まで下ってもまだ蕾のみ、これは鶴ケ城の桜はまだだろうねと女房と話しながら会津若松市内に入れば3~4分咲き状態。それが昼を食べようと市街中心部にたどり着けば、お城近くの街路の桜(冒頭写真)はもう満開に近くなっているではないか。
12時半で駐車場が空いているか心配したいつもの洋食の葡萄屋は幸いに店前にスンナリと駐車できた。昨日はまともな昼がとれなかったが、この日はボリュームのあるランチをと、ランチの定食はほぼいつも同じらしく3種類、女房は朝が多かったから御飯よりパンとボルシチを、僕はまだビーフカレーを食べていなかったから注文。他の地元客らしき老人は定食じゃなくて単品メニューを頼んでいたようだから、そういう選択も次回はあるなと。ボルシチは野菜いっぱい、そこには入っている柔らかく煮込んだ牛肉をもっと多く仕込んだカレーは欧風カレー、ビーフの名とおりにこれを主に食べるものでカレーの辛味は控え目となっていた。ここはちょっと分かりにくい場所にひっそりとあるから、ほとんどが地元客ばかり、ちょっと穴場の店じゃないかな。
葡萄屋のビーフカレーとボルシチのランチセット
その後は店からすぐの鶴ケ城の駐車場に停めて桜見物、この日は地元TV局の取材をしていて夜のニュース番組でやっと満開になったと放映していた通り城内は桜がこんなにあったのかと驚くばかりに咲き揃う。平日の月曜日でも皆さんシートを敷いて宴会、ここ会津では梅と桜が同時に咲いていて、これに桃が加わったらそれこそこちらが三春ということになる、でも花桃は植えていないようだね。ちょうど城郭の補修工事に入ったようで仮囲いと足場組の工事が進んでいて、役所も桜が終っての工事開始を指示できなかったのかと、気配りがないねぇ。ここも1時間ほどの見物で七日町あたりの散策時間に急いで回る。
平日昼間はさすがに酒は遠慮しているのかな 観光写真スポットから
梅と桜が同時に咲いて 濠側の桜もきれい
七日町近く田楽の満田屋の先にある観光無料駐車場に停めて店を覗きながら歩くことに、七日町周辺は旧き城下町会津の良さを扱う店を観光の目玉に集めて売り出し、今も店が増えつつある場所で、この日も観光客グループが何組かそぞろ歩きしているのに出会う。ここには女房のお気に入りの店がいくつかあって、古布の笑美、会津木綿細工のもめん絲、会津盆地の物産セレクト品を置く七日町カフェなどを巡る。笑美では女房が着ていたチョッキを見て、女主人が自分が作ったとすぐ分かったようで、どうも有難うございますと。もめん絲ではいつ来ても新しいグッズがあるから参考になると、この日も見本にと二つばかり買っていた。そんなそぞろ歩きもあっという間に本日の宿がある旧舘岩村の山奥にある木賊温泉に向わなければという時間が来てしまった。もっと時間があればという女房に、昨日みたいに昼を我慢すればもっとここに居られたのにねとちょっと皮肉を、また秋に会津から山形には来るだろうからね。
七日町で面白い看板が 古布をリメイクする笑美