
楽天スーパーセールの宣伝で入ってきた新聞閉じ込み広告に、フルボディ極上6本赤ワインというセットが眼に入って、ちょうど楽天ポイントもソコソコに溜まっているから正月用にいつもと違うワインを含めるのもいいかなと、ネットで調べたら単品合計は7439円が5478円と74%のセット価格、個々の宣伝文句からはこのくらい値引いた味でもいいかなと、特に金賞というのはあまり期待しないほうがいいからね。
うきうきワインの玉手箱が販売のフルボディ赤ワイン6本セット送料無料5478円というもので、以下のコメントは飲んだ順番に、この程度の安ワインではいつも値段と味は比例しないと思っているが、やはり単品価格は味の優劣からではないですね、あくまでも僕の好みからのコメントですから悪しからず。
●レア・ヴィンヤーズ・マルセラン 2018
単品価格は908円と一番安いもの、6本の中ではこれだけがスクリューキャップでした、ラングドックのLGI社産で樽は不使用という、味は濃い目でAl15%もあるのだが、それなのにスッキリ系に感じるのは樽を使っていないからか、コクや厚み不足なのと喉越しの香りは僕にはやや気になる。二日目は丸みが加わり香りもイヤミが無くなって練れてきたが、スッキリ飲みやすさは変わらない、15%と日本酒並なので飲みすぎ注意、熟成風味が無いので僕の評価はそう高くは付けられないが、毎晩少しずつという人には向いているかな。
●シャトーサローズ・ミネルヴォ 2017
単品では2018年ものが1760円だがこれは分かりません、南仏ラングドック地方の濃い目のワインだが、最初は香り少な目で味ではざらつく感じがあってやや品が無いかなと、時間が経ってきたら徐々に柔らかみが出てきて少しは練れてきてはいたが。二日目に残してみたら開くどころか地味な味に、ヘタっということでしょうか、開けたら飲み切るべしでしたが、全体的には僕が苦手の部類のワインです。
●カスティーリョ・サンタ・バルバラ 2013
単品では1188円、スペイン産は熟成期間が長い割には安いワインが多いですね、これも2013年というからその保管費用はどうなっているのかと、この値段だからどのくらいかなと飲んでみたら、香りは弱いものの味わいは濃い目でも練れた感じがある、時間が経つとやや開いてきて中級にプラスアルファぐらいの味わいとなってきた。それで二日目を期待しての感想は、落ち着いてきて飲みやすくはなったぐらいで、全体的な評価は変わらない、まずまずかな。
●ライセス・シラー・レゼルバ 2014
単品では1188円、これも熟成期間が長いわりに安いですね、シラーとあるがスペインらしい風味が喉越しにあって香りは弱めも共通で、味はそれなりの熟成から来る風味感はあるものの、やや固めなのはAl13%と低めなのが影響しているのかな、時間が経ってもあまり変化が無くて、僕には大人しい感じで華やかさには欠ける点がマイナス。二日目はやや丸み出てきて旨味が加わったようだが、大きく改善というまでには至らなかった。
●シャt-・レ・ブランジェール 2017
単品では1298円と一番高い値付けのワイン、これが飲んだとたんにあまりにも素っ気ない味わいにビックリ、香りは多少あるのだが時間が経ってもあまり開かなくてやや味が少しだけ感じられるかなという程度、Al13%と低いのも影響しているのかな。二日目も改善無しであまりにも地味すぎる、これが金賞というのは審査はどうなっているんでしょうかね、中には熟成年数が飲み頃じゃないというのもあるけれど、このヴィンテージで審査をしているわけだから、僕のバカ舌でもこんなに感じないのは不思議ですな。
●リオーネ・ディ・ドージ サリーチェ・サレンティーノ レゼルヴァ 2017
単品では1097円と2番目に安いもの、これは一口飲んでみたら美味しいなと、プーリア産は安いのに旨いワインによく当たるので気に入っているが、これも香りもあって厚みのある味わいはコスパ抜群です。二日目も変わらない感じで酸化による変化は少ない感じ、これならこのセット6本全部をこのワインにしてもらいたかった、セットものは売れ残り整理という面もあるからこうなっているのかなぁ。
以上が酔っぱらいながらの記憶による僕の感想を書きました、このネットショップでの購入は初めてであったが、こういうセット販売物は何処も似たようなものかな、当たりはずれ相半ば、いろいろと違うワインが飲めるという面はあるけれど、自分で見つけたワインに絞って安いショップを探して購入することも考えたほうがいいですね。